退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
忘れた頃にやって来たコッペリオン
2013年秋アニメ(10月~AT-X BS11にて放送開始)
2008年から週刊ヤングマガジンで連載されているアクション漫画。現在は月刊ヤングマガジンに籍を移し連載中
作品の序盤は別として特殊能力を持った女の子が戦うバトル物です
戸松遥、花澤香菜、堀江由衣、坂本真綾と
声優陣の力の入れ具合は抜きにして
伝えたいのは内容以外に無い
タイトルにもある「コッペリオン」とは
コッペリア(動く人形)+イオン(原子)の造語で
遺伝子操作されたことにより即死レベルの放射線を浴びても何の影響もなく活動できるクローン人間のことです
おまけに遺伝子操作された副産物でとんでもない戦闘的な能力も備わっちゃう
作品中のメインキャラクターは通称「保健係」の3人の女子
彼女等は上に書いたコッペリオンで陸上自衛隊に所属し特殊訓練を受けたいわば軍人です
「保健係」とは人々の救済を目的とした部隊のこと
彼女らに与えられた任務は
原子力発電所の事故によって放射能汚染を受けた東京で救済活動をすること
廃墟になった東京で物語が始まります
2008年連載開始
↓
2010年9月アニメ化のオフィシャル発表
↓
半年後の2011年3月11日
つまり東日本大震災を引き金に起こった福島原子力発電所の事故を間接的ながら予見した作品です(勿論チェルノブイリの事件はもっと前だから近似した小説等もあるかも)
そして二年の歳月を経て世に放たれる訳だ
忘れた頃にやって来た
原作では利権に群がるエラそうな方々が起こした二次災害的な事も描かれてますね。土地が汚染されたからいっそのこと汚してしまおうとか。現実世界の話もコッペリオンの話も`人災`でしょう
アニメでは原発事故を連想させる「放射能汚染」や「メルトダウン」という表現を避けてるらしいです。でも物語の主幹が変わらなければ言葉が変わっても原作と変わらないはず
僕は原作と若干の違いがあるなんてことよりも題材が題材なだけにアニメ化の話がもうすぐ実現化するだけで嬉しい!
僕は原作漫画を読んで日常のありがたみを感じました
ただ先進国の治安の良い国で生まれたから
アニメや芸術作品があるし楽しめる日常を迎えられる
いつだってこの日常が壊れるリスクは潜んでいるから
じゃあ感謝を込めてめいいっぱい楽しもうと!
題材が題材ですが
目を反らさずに見て欲しいです
あと
キャスティングについて
花澤さんは深作葵より円谷真奈でしょ?
小津姉妹…豪華過ぎんだろw
PVについて
原作のバトルシーンが壮大ですがPVで見た映像は見劣りしてる所も感じず期待が持てました