ななろう さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
3期作品 癒されました。
4期の放送が最終話で告示された3期作品目。
今回の三期目は、主人公”貴志”が妖かしに出会えた事に感謝し関わり合う事を拒まなくなりました。
さらに大切な友人達と呼べる人と妖かしが等しくかけがえの無い存在になっています。
最終話では、その妖かし達と子供の頃に出来なかった影踏みをして遊びますが、初めて遊んだ為に終わり方を知りませんでした。
そして、この流れで思ったことは、レイコさんも過去にこうやって妖かし達と遊んでいたのではないでしょうか?
3ヶ月後の放送4期はきっと、その大切な人と妖かしを脅かす存在との戦いが始まるのでしょうか?
(以下過去の書き込み分)
2話目、過去にレイコに過去帳に名前を書かされた妖怪に名前を返した時、蘇ってくる当時の記憶からレイコが孤独感を紛らわしていることが十分に分かる場面でしたね。
しかし妖かしとの勝負がジャンケンとは(笑)
どう見ても妖かしと楽しく遊んでいるとしか見えないし、会話も友達と話している感じでした。
1話目の冒頭は、新しく観始めた方にも最低限理解できるようになっていました。
小さい頃から妖かしを見ることができ主人公が、祖母レイコが残した「友人帳」に書かれた妖かしの名前を返す日々…。
妖かし達に友人帳に書かれた名前を返すことを決めた主人公は、さまざまな妖怪と出会い、レイコや妖かしの想いを知っていく。
妖かしとの出会いや別れ、そして、レイコや心優しい人達への想い。
今まで能力のトラウマから人との関わり合いを拒んでいた主人公は、いつしかたくさんの大切なものを手にして、今の友人と家族との生活を失いたくないと思い始めた前シーズン。
今シーズンも前作品と変わらないクオリティーで癒してくれました。
1話で明かされたレイコさんの関わり。
レイコさんは、妖かしにも人間にも、距離を置かれた存在で寂しかったんでしょうね。
きっと友人帳という物を作って、妖かしを子分にするという事で関わりあいを持ってその寂しさを紛らわしていたんでしょう。
レイコさんの寂しい気持ちと優しさと主人公の身代わりになった妖かしの気持ちが感じられた良い回でした。
今後の守る家族や友人ができた彼の動向がすごく気になります。
自身を守る能力を持たない彼は、能力を開発できるのでしょうか?
一応主人公の用心棒役としてくっついているニャンコ先生が話をさらに面白くしています。
今回も、次回予告と提供の後に言った「ニャンパラリ」は、いなかっぺ大将でのニャンコ先生、キャット空中三回転の掛け声です。
井上和彦さんのアドリブでしょうかね。
ところで、どうでもいいことなんですが一つ気になっているのは、どうして人間嫌いの祖母レイコと苗字が同じ孫がいるのかな?
人間嫌いなのに子を作り…未婚の母だったんだろうか…。
婿養子をとれば問題ないけど、主人公”貴志”の母親が結婚した時も夏目姓です。叔母と母親が続けて婿養子をとったのには無理がありますよね。