シス子 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
合言葉は「友情!微笑み!フェアプレイ!」(by日本ミニバスケットボール連盟)
1期視聴済み
原作は既読で視聴しました
これはもうロリコンアニメの王道です
私のような"ロリ"にあまり興味を示さない人でも
この作品に関して言えば
良くも悪くもそのクオリティの高さが実感できると思います
あるシーンでは自然に
また
あるシーンでは大胆に
幼い少女のいたいけな姿が・・・(ひゃっほ~!)
って
ここら辺で止めておいて^^
2期を見て
一番に感じたのは洗練されたデザイン
細部に至るまでとても丁寧に描かれています
特に女の子達の入浴のシーンは見もの・・・
体のラインやディテールに至るまで
とことん幼い少女の体を研究しまくって・・・(きゃ~!)
って
そっち方向のお話はおいといて^^・・・
特に試合などの動きのあるシーンは見ものです
なびく髪の毛や
飛び散る汗
あえてリアルにではなく
スローや逆光などの効果を加えて躍動感を出す演出
カメラワークも凝ってます
派手なアクションのないミニバスでも
(作中では小学生離れしたプレーが随所に出てますが)
緩急をつけた寄せや引き
ちょっとアブないくらいのローアングルからの映像を効果的に使用して
(服がめくれておへそ丸出し・・・どころかそれ以上になるくらいアブない)
とてもダイナミックなシーンが随所で見られます
細かいところですが
印象的なのは
ゴールネットが揺れるシーン
モーションキャプチャでも使っているのでしょうか
ボールの通過した後のネットのしなり具合がとてもリアルです
お話は
1期に続いて
主人公の高校1年生「長谷川昴」(はせがわすばる)くんと
小学6年生で女子バスケットボール部の5人の女の子による
熱いロリ&スポコンストーリー
今回は新たに5年生5人が加わり
ミニバス部員が10人
{netabare}ミニバスの公式戦出場条件である部員数10名をクリアし
因縁のライバルである「硯谷女学園」との決戦が実現します{/netabare}
私的見所は
やはり
昴くんの"名コーチ"ぶり
そして
試合での"名策士"ぶりですね
さらには
昴くんが
あえて飛びぬけた才能を持った"天才プレーヤーではない"というところ
そんな昴くんの名コーチぶりが顕著に見られたのは
{netabare}昴くんの中学時代のライバルとの「3on3」の対決のお話です
昴くんはともかちゃんとあいりちゃんの3人でチームを組み
試合に臨みますが
ライバルくんの素早い「ジャブステップ」(相手の反応を見るための小刻みなステップ動作)に対応できず
ズタボロに負けてしまい
プライドもズタボロに
でも
練習を積んで
対策を練って
数日後のリベンジマッチでその相手を完膚なきまでに負かしてしまいます{/netabare}
昴くんが実行したこと
それは
技術的な研鑽もしかりですが
重視したのは
チームプレー
そして
メンタル面の強化
{netabare}チームや周りのみんなの協力で
同じく試合に負けて落ち込んでいた
ともかちゃんやあいりちゃんのメンタル面の弱点を克服します{/netabare}
{netabare}内容は少々エロ・・・じゃない・・・荒っぽかったのですが・・・^^{/netabare}
感心したのは
{netabare}昴くんが
プライドにこだわらず
自分より格下であるともかちゃんや
6年男子バスケ部のなつひくんとの練習の中で
自分とライバルくんの弱点を見つけ出し
ちゃっかり自分にフィードバックしているところです{/netabare}
1期でもあった
昴くんの
"勝つためにはなりふりかまわない"という精神
そして
昴くんが
努力型の"秀才プレーヤー"としての高い資質を持っているところも見せています
努力型だからこその名コーチなんですね
一応
"スポコン"をうたった作品なので
厳しいフィジカルトレーニングのシーンもたまに見られますが
練習以外の日常でも
いっしょにお買い物にいったり
お祭りに参加したり
ちゃんとチームワークやメンタルトレーニングに
つながるようなこともやってます
スキンシップのシーンがやたら多いのは
お互いの信頼感を養うための
メンタルトレーニングの一環だったんですね(多分^^)
{netabare}最後の硯谷女学園との試合はまさに死闘{/netabare}
小学生のミニバスの試合とは思えないスーパープレーの連続です
{netabare}「スクープショット」(ゴールから離れた所からのすくいあげるようなシュート){/netabare}や
{netabare}「アリウープ」(ジャンプしながらパスを空中でキャッチしてそのままシュートすること){/netabare}
さらには
{netabare}「消える魔球」(単なる高速の股抜き){/netabare}
極めつけは
{netabare}ゴールの真裏からのシュート(そのまんまです){/netabare}
なんだか作品の主旨からビミョーにズレてんじゃね?って感じ^^
さらに
試合そのものの展開もとても劇的でした
ハイレベルで個性的な選手が揃った
「慧心学園」と「硯谷女学園」
ミニバス独特のルールによる選手の交代や
ちょっとしたミスやフェイクで
めまぐるしく変わる試合の流れ{netabare}(尺の関係もあるかも){/netabare}
そして
敵側選手の心理を読んだ昴くんの絶妙な采配
なぜだか
{netabare}テクニックが急激に向上した「まほまほ」(三沢真帆(みさわまほ)ちゃん){/netabare}
これ
"○子のバスケ"や"ス○ムダンク"の試合なんかより
よっぽどおもしれぇ~
ってなることウケアイ
試合終了間際
{netabare}誰が"ブザービート"を決めるのかが最高の見せ場です^^{/netabare}
と・・・
{netabare}ここまでが「延長戦」に至るまでのお話
最終回の
延長戦は意外とあっさりしてましたね^^{/netabare}
その代わり
最後は
とても感動的な幕引き・・・
たくさんの感動シーンに
ず~っと涙を流してましたが
"意外にも"
{netabare}昴くんとともかちゃんの出会いのシーンに{/netabare}
一番号泣してしまいました
キャラについては
2期では新しく5年生の5人の女の子が女バス部に加わりましたが
注目したのは
フランス人の「ミミ・バルゲリー」ちゃんですね
バスケについてはエースのともかちゃんにもひけをとらないほどのスキル
小さくてお人形さんのようにかわいい容姿
(ほかのみんなもお人形さんみたいにかわいいですよ^^)
ちょっとぎこちない日本語を話し
ともかちゃんのことを「ししょー」と呼ぶほど
ともかちゃんを尊敬し目標にしています
そして
CV.の「久野美咲」さんのかわいい声がとてもハマってます
原作を読んでいるときから
どんな声になるんだろ?って
とても気になっていました
特に試合中の「ヤー!」「ノン!」っていう掛け声がたまらない^^
さらに
ミミちゃんって
なにげにバスケのプレーシーンがすごいんです
印象的だったのは
「硯谷」の問題児「れな」ちゃんとのマッチアップのシーン
{netabare}ミミちゃんの必殺技「3連スピンムーブ」(ディフェンスに対し背中を向けながらドリブルで突破するワザ)
が炸裂します
「Un」(アン)
「Deux」(ドゥ)
「Trois!」(トロワ)
計1080度(360度×3)
バレエダンサーのような回転で
あっという間に
れなちゃんを抜き去ってしまう
レイアップを決めた自分に"酔いしれる"ミミちゃん{/netabare}
かっけ~^^
そして一言
{netabare}「チョット、キモチ、ワルイ」{/netabare}
・・・^^!
{netabare}目ぇ回って酔ったんかい!{/netabare}
総括して
「少女はスポコン!コーチはロリコン!?悩み多きバスケ少女たちに翻弄されまくりな爽やかローリング・スポーツコメディ」という
悩み多きキャッチフレーズの通り
悩ましいシーンとお話がたくさんありましたが
スポコン要素も満載で
とても楽しめる作品でした
誰ですか?
"ロリコンアニメの王道"なんてふざけたこと言っているのは(私です^^)
これはれっきとした
"スポコン"の皮を被った"ロリコンアニメ"ですよ
余談で
タイトルの「SS」の意味がいまだ不明なのですが
もう「小学生は最高だぜ!」っていうことで決まりみたい?ですね
個人的には
{netabare}昴くんの伝家の宝刀「スクープショット」のほうが合ってるかな^^{/netabare}