Comprends さんの感想・評価
3.9
物語 : 5.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
この作品の感想はネタバレなしには書けませんねっ
ラストを観て、
書く予定の感想が全て、風と共に吹き飛びましたw
書く予定だったのは・・・・・・
・この頑張ってる女の子が可愛いと思うなあ
・リアリティあるなあ
・私は学生時代はぼっちじゃなかったけど、
社会に出てから心はぼっちだったなあ
などなど
ですが、
この作品を観終わり、
美しさとはなんだろうと真剣に考えましたねw
主人公は、モテたいと自分なりに努力していて、
なぜその努力が報われないのかと悩むより、
常に前向きに努力を重ねることを続けていた。
物語の後半、
モテモテの先輩とチョッと知り合いになり、
主人公の最終的な努力が、
彼女のようになりたいという目標に行きついたとき、
なぜか、ではなく創造主の意図として、
いきなり猛烈な突風が吹いて、
アクシデントが!
先輩の純白性wに真の美しさを見出してしまい、
圧倒された主人公の精神は崩壊してしまった。
おそらく、
主人公はもちろん、この作品の鑑賞者は、
主人公の心や考えを純粋だと、
もしかしたら、むしろ美しいと考えこそすれ、
醜いものだとは思っていなかったことでしょう。
しかし、
絶対的な純白性w(つまり真の美しさ)を目の当たりにしたとき、
自分の心が如何に賤しいものだったか、
自分の考えが如何に貧しいものだったかを思い知ったのだと思います。
ここでこの作品のタイトルに納得ですよね。
この後、主人公はどうなってしまうのか?
私は希望に満ち溢れ輝ける未来を予想したい反面、
もし私が続編を作るなら、
主人公が暗黒性を打ち出して復活、
そして純白性wを持った先輩と対峙するという作品を作りますねw
重いテーマをコメディにしたこの作品、
とても良い作品だと思います。