ninin さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
私がモテないのはどう考えても私が悪い!
原作未読 全12話
お話は、高校生になった主人公 黒木 智子(もこっち)はモテモテの高校生活をエンジョイする予定だった。しかし特に何もしていないモテモテになることはなく、しかも性格と妄想癖で友達出来ない日々がずっと続いています。智子の妄想や行動に惑わされる弟、母、そして唯一無為の中学時代の親友でリア充になった成瀬 優(ゆうちゃん)たちの関わり合いと(もこっち)の日常をコミカルに描いた作品です。
この作品で喪女という言葉を初めて知りました。
1 男性と交際経験が皆無
2 告白された事がない人
3 純潔であること
が定義みたいですね。
とにかく(もこっち)はどう考えても絶望的な出来事が多いのに、前向きに色々チャレンジするのですが、元来の性格の悪さに加え、他人と話すのが苦手なので毎回、空回りしてしまいます。
みんないい人なのにもったいないよ~っと心の中で叫びたくなりますね!
自分自身に思い至ることでドキっとしたり、余りにも別方向にエスカレートする(もこっち)を笑っていいものなのか?と思いながら結局笑ってしてしまうというように、この作品は微妙なバランスの上で成り立っています。
「俺ガイル」や「はがない」が、ボッチ(はがないは友達が少ない)と表現している割には、もこっちと比べると「リア充だろー!」と言いたくなるぐらいボッチですね。{netabare}(特に学校はモブキャラ扱いとは、寂しいでです){/netabare}
でもそんな暗くなる事も(もこっち)の数々の表現でコミカルに描いてます。
色々なパロディも見所の1つとなってますね。
なんだかんだと毎週楽しみにしてましたw
すごく個性的な作品ですので万人受けはしないとは思いますが、ツボに入れば面白いと思います。
OP インパクトがある曲と作画です。もこっちの心情が良く表現されている曲と作画ですね~
ED こちらはどちらかというともこっちの本音見える曲ですね。{netabare}(他にも「夏祭り」がありましたが、良かったですね^^){/netabare}
最後に、ゆうちゃん、今江先輩、もこっちを見捨てないでね。
{netabare}学校で時々カットで出てくる体育館の天井のバレーボール、リアルに観た覚えがありますねw{/netabare}