ninin さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
アイ・アスティンです。墓守してます!
原作未読 全12話
神様が見捨てた世界、人間は生まれる事も人間が死んでも安らかな眠りを許されない世界、唯一安らかに眠れるのは墓守の手によって葬られることでした。母から墓守を受けついだ主人公 アイ・アスティンはある村で平和に毎日を過ごしていました。そこに突然現れた謎の男によってアイの生き方が大きく変わります。アイが自分の信念に従い色々なことを経験することによって、成長していくファンタジー作品です。
アイは可愛いキャラですが性格は頑固すぎて、人の意見にあまり耳を貸さずに突っ走る傾向にあるため、観ていて?と思う行動がよくありました。
この作品は大きく分けると4つのエピソードが構成になっており、飽きさせない作品となってます。EDまでの流れも良く、結構感動する場面も多かったですね。{netabare}(特に3話は良かったですね){/netabare}
ただ、4つ構成もメインキャラ以外は、それぞれキャラも変わるのでマンネリ感はないのですが、出ている時間が短いのでキャラにあまり感情移入できませんでした。
流れも最初に比べると後半は徐々に駆け足感がありましたね。{netabare}(特にゴーラ学園){/netabare}
2つぐらいにエピソードを絞っているともっとお話に深みが出ていたと思いますが、4つのエピソードをどうしても出したかったのでしょうねw
最終話は、少し残念な印象ですね。{netabare}(アリスの生き返りはアイが強く思った事なのでしょうけど、結局よく分からなかったですね)
このお話自体が成り立たなくなるのでしかたがないのでしょうが、「強く願うと何でもかなう」というのは余りにもご都合すぎるのではないかと思います。
{/netabare}
作画は綺麗でした。死者を強調するような鬼火?の表現は、昔ゲームしたFFXを思い出しましたね。
色々書きましたが、過酷で辛いお話も主人公自体が明るく前向きなため暗い感じになりませんし、感動する場面もありましたので、興味が合ったら観てくださいね。
OP 喜多村英梨さんが歌ってます。この作品にマッチしているいい曲ですね。
ED 「終わらないメロディーを歌いだしました。」という曲ですが、今期のEDでは一番好きな曲です。
最後に、アイ・アスティン役は豊崎さんですが、声のトーンがけいおんの唯ちゃんに聞こえて仕方がなかったですねw もちろんアイ役にも合ってました^^