シス子 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
誰にだって喪女(喪男)の頃はあったんですよっ!諦めないで!
原作は未読です
主人公で「喪女」の「黒木智子」(くろきともこ)ちゃん(もこっち)のお話
面白くて
毎話観るたびにテレビに釘付けでした
もこっちの心理
もこっちの振る舞い
「妄想」シーンや細かい心理描写があったり
リアルなシチュエーションであるにも関わらず
もこっちだけ
まるで別世界の人間がいるかのような感覚を覚えました
もこっちが抱いている感情
それは
馴れ合いの集団に対する嫌悪
そして
絶対的な公正に対する反感
さらに
モテない・・・なぜ?
まあ
もこっちの気持はわかりますよ
共感は出来ないけど
私にも
そんな時期がありましたから
喪女の頃が・・・
{netabare}(BGM:ル~ルルル~トゥルットゥル~・・・適当にメロディ付けてね)
みんなの輪に入るのが苦手で
いつも一人寂しく部屋の隙っこにいた私
仲良くしている女の子達を見ると
いつも思っていました
{netabare}○んじまえ、う○こ^^・・・{/netabare}
好きな男の子には告白することもできず
いつも遠くから眺めてるだけ
廊下ですれ違うとき
わざと肩をぶつけてみたり
お昼ごはんのとき
わざとお箸を落として拾ってもらったり
初めて自分で買いに行ったチョコレート
最後の一歩が踏み出せず
渡せなかったバレンタインデー
もちろんホワイトデーのお返しなんかあるはずもなく
{netabare}だからバレンタインデーとホワイトデーは妄想で済ませちゃった(てへぺろ)(=´▽`)ゞ{/netabare}
ずっと自分の気持ちを言葉に出来なくて・・・
そのうち
男の子の自宅が近所にあることをつきとめて
ストーカーのようにお家の前で待ち伏せしたり
{netabare}(後を付け回した挙句に人気のない路地裏に連れ込んで・・・){netabare}(ここ妄想){/netabare}{/netabare}
そんな
ぼっちな女の子ですごした
{netabare}保育園時代(そんな幼い頃かい!) {netabare}(やっちまった^^!){/netabare}{/netabare}
まぁ
あのころは内気だけど
やることは結構大胆な
おませな子でしたね
それが
小学校に上がったとたん
そんな頃のことなんかさっぱり忘れて
たくさんの男の子を追っかけ回してましたよ^^
まったく実を結ばなかったけど^^{/netabare}
っていうか
男を求めている時点で「喪女」の定義から外れるのかな?
もこっちって
そういう意味では
まだ幼いんですね
妄想の中の自分はちゃんと出来ているのに
実際に行動に移そうとすると
テンパって空回りしたり
妄想した通りにならないと
すぐ他人のせいにしてしまう
私なんか今でもそうですけど^^
お話は
もこっちの喪女ぶりがコミカルに描かれていますが
特にイジメにあっているとか
特定の誰かと諍いがあるとかでもなく
「ゆうちゃん」(♀、巨乳、たまにメガネっ娘)っていうかわいい親友もいたりして
内容が決して「絶望的」ではないというところは救われますね
100%共感できるわけではありませんが
もこっちの姿を見てたら
なんだか温かく見守ってあげたくなってしまいます
でも
なぜかそんな自分が空しくなってしまう
もこっち{netabare}(と私){/netabare}の未来に幸あれ~