buon さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
最悪のアニメになり得る設定、それにぶち当たると全然楽しめない(誤字誤用を訂正w)
う、うちきりではないよね???
数あるハードルを乗り越え、集中して楽しむことにして・・・この結末かぁ。
◆1クール、13話+未放送1話かな
◆アニメオリジナル
☆Key原作で京アニではない
Key原作で、死の世界の話だから避けていましたが、観ることにしました。
□視聴する上でのハードル(長文)※AB・Keyファンの方、閲覧注意 → {netabare}
Key作品はクラナド、カノン、エアと3つ観て、必ず『悲劇』が含まれていることが分かった。
別に悲劇があることは構わないが、「病気」「両親or片親の不幸」「幽霊orなんかの分身」と
3つの要素がほぼ確実に入っていて、正直、見慣れてしまった。
それをわかった上で、死の世界だからもっと悲劇的になっていることも覚悟の上で観ました。
で、3話まで観て、それ以外に気になったハードル、というか高くて厚い壁に気付く。
①死なない体だから何度死ぬような目にあってもいい、という設定
②かわいい女の子を蜂の巣(大体、直撃していないが)
正直、切りそうになった。
しかし、
①→RPGでそういう風な目に遭わせている
②→「バラモスやゾーマだったら?」「OK♪」、「男だったら?」「おk☆」、「ブスだったら?」「うーん、女だからヤダが、あり?」
という、腐った自分に気付き、なんとかスルー、というか『無視』することにした。
なかったことにしないと気になって集中できないからね。
①はモラル的に厳しかった。
登場人物は人間の姿かたちしているのに、何度死ぬような痛みを味わってもOKとなっている。
って痛いし、痛がっているし。
とある話でキャラが胴体ごと切断されていて(描写はない)それを見た他のキャラが吐いている。
つまり、肉体的な痛みだけではなく、精神的にも痛みはある。
きっと体だけではなく心も修復機能が備わっているから、ABの世界ではいいんだろうけど、
観ている自分は想像するだけで吐き気がする。
その世界で、中世の拷問道具を常に使っていても死なないし、痛みはあるし、精神的にも痛みはある。
けど「死なないからあり、てへぺろ♪」ってキャラが思っている、そう考えると気が狂いそう。
そこまで考えているキャラはいないだろうけど・・・ね、いないよね。
カーズ様もびっくりだぁ。同じ様な目にあっても生きているキャラ設定だもんな。
そういえば、ギルドを破壊したときマグマっぽいのがあった気がするし、
水死したキャラがいたけど、水が引かなかったら・・・。
「ひぐらし」もヤバ過ぎると思っていたが、死については痛みも悲しみもあり、
是とするのは繰り返されることが分かっているリカちゃんと羽生だけだし。
何よりも、死を軽んじているわけではない。
まあ、考え過ぎは良くないってことだろ、てへぺろ♯
②は、オレが女の子に手をあげない主義だから、女の子が物理的に傷つくのを見たくないだけ。
まあ、ソゲブでたくさん見てるし、気にするなってことだな、てへぺろ★
それに、あの子は悪い子じゃなさそうだから、その内、仲間になって幸せそうな姿を見せてくれるだろう。
そんなことを思ったり思わなかったりしながら4話ぐらいから観てた。
ちなみに、この設定を無視できなかったら感想を書けなかった。
書くってことは、誰かにオススメすることだからね。
それをできなくさせるような設定だった。
しなかったことだが、仮にその設定にぶち当たったまま感想を書いたら、
全てを1点にしていた。それだと感想を書く意味がない。{/netabare}
※ほろ酔いネタバレ感想、主観のかたまり → {netabare}
ふむふむ、バンドの姉ちゃんがそうなったように、ユイを初めにみんなを助けていく展開に・・・ならなかった!?
なぜだ~~~~~~~~~~ぁあ(T_T)
あらすじは、死んだ人間の魂?の世界の話、みたいなの。
設定についてはハードルで話したが、他の特徴や設定は、
◇ある種、学園もの
◇ある種、バトルもの
◇ある種、幽霊みたいなもの
かな。そういう要素はある。あと、
◇キャラデザは、女の子は眼がパッチリ系、男はまあ色々
イイ点
○音楽ええ
○テスト回みたいなネタはおもしれー
○結構、泣けるイイ話もある
○女の子かわええ
微妙な点(ハードルを除く)
●バトル
●設定が増える(天使の能力、影とか)
●エロ要素がありそうでない
まあ、エロはなくていいんだけどね。
ゆりっぺをよじ登ったシーンがあったから、こういうネタも入れてくるのかと思ったw
完全にオレの好みで言うと、
・バトル
・不死の設定を利用した展開
・天使の能力、影とかの設定
はいらない。
それらはなくていいから、名前のついている人物全員を掘り下げて欲しかった。
天使の武器のバージョンが増える設定はありw 物語にそんな影響しないし。
分身はなくても、みんなを助ける展開に持っていけたっしょ。
4話ぐらいから集中して観てから「オラ、ワクワクしてきたぞ」って感じで楽しんでたw
テスト回とか爆笑してたwwwww
んで、カナデと意気投合?してからメッチャ楽しみにしてた。
ユイの話はムチャブリもあったが泣いてしまったし。※「やんよ」で涙が止まりました
が、しかし、『影』が出てきて、
「なぜこの展開?2クールの予定が不人気で1クールになったのか???」
と勘ぐってしまった。
放送当時に観てたわけではないから知らんが、そんなことはないでしょ。
1話や2話ぐらい短くなることはあってもね。
影が出て以降は、なんか冷めてしまった。
ということで、中盤は物語もキャラも4点ぐらいだが、
ああいう展開でラストまで行ってしまい、中盤以外は2点以下。
一番のヒロインがゆりっぺじゃなかったこと、
途中で気付いてはいたが、カナデが天使じゃなかったことは評価。
だからこそ、この展開は望まなかった。
悲劇でも予定調和でもいいから、しみじみとした感動が欲しかった。{/netabare}
あんまり関係ない感想 → {netabare}
熱いアララギくんは好きだな。ネタキャラだとちょっと微妙なシャフトキャラ(物語を除く)に見えてしまうから。
カナデは花澤さんじゃなくても気に入ったキャラだな。
でも、花澤さんもイイね♪
違うアニメですら、暦おにいちゃんと撫子は結ばれないんだな・・・共に生きることにはなったが。{/netabare}