Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「あなたの笑顔が一番のありがとうなので」←このキャッチコピーでもう(;_;)です^^;
この作品は、OVA『たまゆら』、テレビアニメ第1期『たまゆら 〜hitotose〜』に続く作品です。この作品はシリーズを通して温かさ、優しさと感謝に包まれています・・・
それもそのはず・・・なんといっても佐藤順一監督を始め、「ARIA」のスタッフが中心となって製作しているので・・・この作品を満喫するためにも、OVAからの視聴をお薦めします^^
物語の舞台は、広島県竹原市。主人公の沢渡 楓(さわたり ふう)は、中学卒業と同時に5年前に他界したお父さんが育った竹原に引っ越してきて1年が過ぎ・・・この物語は高校2年生になった彼女達が描かれています。
竹原で過ごした1年は、楓ちゃんにとってとても貴重な時間でした・・・これまで人と接するのが苦手だった彼女でしたが、高校2年生にしてお父さんの形見であるカメラを手に写真部を発足させるんです・・・
これをきっかけに3年生の三谷 かなえ先輩が加わり、更に輪が大きくなって物語が展開されていきます。
楓ちゃんを中心とした2年生の4人と3年生の三谷先輩は、写真部の活動を通して竹原での一年を満喫します。でも、どれだけ一緒にいても、どれだけカメラが好きでも埋められない1年間の壁・・・
そして、将来に対する希望や不安・・・みんなと一緒にいる今を大切にしたい気持ち・・・
色んな思いがありますが、全てはキャッチコピーの一言に還っていくように思います。
この1年間は、そんなに特別な1年間ではなかったと思います。いわゆる高校生の日常を描いた作品・・・といっても過言は無いと思います・・・
でも、何故なんだろう・・・登場人物の噛み締めるような台詞だったり、優しい眼差しだったり、或いは何気無いやり取りですら、温かさや優しさが画面から溢れ出しているようで、凄く胸が熱くなるんです^^;
それに、何度も登場人物の一挙手一投足や流す涙に感極まって私も(;_;)でした・・・^^;
幾つも(;_;)ポイントはありましたが、11話はまるで反則技・・・(;_;)が止まりませんでした(//∇//)
知ってはいましたが・・・さすが、佐藤純一監督です^^
今回の作品も終幕しましたが・・・次期が物凄く気になります。
「たまゆら」の次期があるとすると、「ARIA」で例えるとORIGINATION的立ち位置になる訳ですよね・・・
決して「たまゆら ORIGINATION」があってもおかしくないと思うんです。
いえ、むしろあって欲しいです・・・^^
密かに期待しつつ続報を待ちたいと思います♪