退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
呆れながら魅せられるむせかえる
新房シャフトが存在しなかった時代の、最先端な異質演出…かな?
新房監督は映画的だけど、こちらは演劇的な印象。と、適当なことを言ってみる。宝塚っぽいからね。
アニメ誌面で、この作品の鼻筋の通ったスラリとしたキャラ達が、これみよがしに服をはだけた意味深〜なポーズで絡んでるのを見て、
「なんだこれはけしからん…今時の大人は、こんな扇情的なはしたないものを子供に見せようとしてるのか…全く…。」と呆れながらも最後まで見ていた、学生時代。
呆れながらも耽美な勢いに魅せられるって、この監督の一貫した作風かなぁ。
ワケはわからないんですが。
「廻るピングドラム」も、ワケはわからないが勢いにポカーンとしながら見守る感じだった。いちジャンルとしてずっと走り続けては欲しい。
幾原邦彦監督が、エヴァの渚カヲルのモデル だと?!<wiki
全く大人って、子供の目の前で何してるんですか。
この作品、楽曲のインパクトがすごいよね。絶対運命黙示録。
テーマソングは今も若い声優さんがカバーしてるのみかけるね。
故・川上とも子さんの声の魅力。
ポワンとまっすぐにとぼけてて、くどい世界の中でいきいきしてたな。
当時、浅黒肌のキャラ・アンシーのフィギュアが模型雑誌に「モノクロで撮っても自然な肌の色に見える驚異 ‼ 」とか興奮気味に紹介されてて、「はー、世の中って色んな方向性で努力が続けられているんだな…」とシミジミ思ったんじゃ…。
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「BROTHERS CONFLICT」のエンディングを幾原邦彦が演出していると聞いて、覗いて見たよ。
イケメンの流暢なダンス…よりも…
どこかのレビューで以前、この作品について「リスのこれじゃない感が半端ない。」と短く書いてあるのを読んだのが、ん?どういうこと?って頭の片隅にあったのだけど、
「こ、これか…!まさに、こ れ じ ゃ な い…‼」と、エンディングだけで衝撃でした。はー驚いた。