退会済のユーザー さんの感想・評価
2.6
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
王道と言えば王道なのかもしれないが
ジャンプスクエアだから女性受けを意識したものになるのでしょうか。
まぁ今時の少年漫画だとこれはもう普通なのかもしれないけど・・・・
私に言わせれば、好敵手や魅力的な敵がいない時点でツマラン少年漫画やなとしか。
強いて言うなら弟のユキオくんがその役割なのでしょうが、むしろハガレンチックな兄弟愛に完全に埋もれています。バトルにおけるチームプレーやコンビプレーも能力や個性を活かす事もあまりないし、そもそも主人公が覚醒して戦う以外に選択肢がほとんどないから、とってもツマラナイです。
おそらくハガレンをお手本とした兄弟愛の物語にしたかったんやろなぁとか思ったり・・・
なんかハリポタやらもののけ姫やらオマージュ?らしきものも沢山あったが、オリジナリティはない。
それは置いておくとしても、この作品は首を傾げたくなるぐらいに心変わりが早かったり、展開に都合よくキャラをブレさせている印象が強く、序盤からはこの作品における人間関係の描写には不満でした。最も顕著だったのは終盤のサタンで、一体こいつは何でこんなに馬鹿なのか?と言いたくなるほど。
だからこそラストバトルにおける対話はもっと掘り下げたものにしてほしかった。最低限サタンのどういうところが間違っているのか指摘した上で人間の可能性を提示すべきだったと思う(王道というなら)・・・・兄弟愛を優先したせいか、そういう大事なプロセスが欠けていたかなと感じました。
エクソシストの訓練も中途半端で、結局主人公は青い炎を制御することで成長するということらしい。
確かに核となる主人公の成長はある程度見られたけど、最後の最後で相変わらず命令違反してるし、まだ兄弟で悪魔への対応について意見が食い違っていたのは驚いた・・・ろくにサタンの言い分を聞かなかったのに「悪魔の言い分は聞くべき」とか言って終わる。最後まで見て思ったがこの作品の登場人物にはバカしかいない。
前半たらたら進行、後半はぶっ飛びすぎ・・・もう酷い構成です。作画と演出の良さで見てしまったが。
これ初めから25話で終わらせるつもりだったんか?オリジナルとしても無理がありすぎるよね。