はなもり さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
数年経ってもふと頭をよぎる作品。
数年経つので、内容も細かく覚えているわけではないけど、
友達にお勧めの作品を紹介するときに頭に浮かぶ作品。
今だに残る印象としては、「抜けるような真夏の空」と「背徳感」と、それらを絶妙に演出する「BGM」ですね。
主人公と各4人とのルートを描いた物語です。(話が繋がっているわけではないので毎回リセットして見てくださいね)
それぞれのエピソードには、抱えた問題や悩み、関係性、乗り越えることのできない壁が設定されており、主人公とのやりとりを淡々と描いています。
真夏の真っ青な青空、夕暮れ時の空気感なども伝わってくる
とても綺麗な作画で、それを演出する美しいBGMがさらに、それぞれの悩みと重なって切なくなります。
やはりメインの穹ルートが一番切なくて、過激な性描写があるけれども、それさえも悲しく映りました。
穹ルートの話をもう少し長編で見てみたかったのもです。
悲しくて切なくて、綺麗だったな。
あ、でも友達に最初にはお勧めしませんよ。大勢にはそういう評価なんでしょ?