wjk_anima さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
TVアニメ未放映!原作でも描かれていない完全新作オリジナルアニメOVA作品【第0話】見崎鳴のこれまで
TV放映は、1話からスタートしてますが、結構ざっくりとした描写でストーリー展開されている為、何の説明もないまま物語は進行して行きます…。
その後、Another OVA として【0話】、1話目の以前に起こっていた物語序盤の補足的なストーリーです。
ですので、これからアナザー を視聴される予定の方は、0話からの視聴をお薦め致します!
【 Another OVA 『 The Other -因果- 』 】
テレビアニメでも原作でも描かれていない“見崎鳴のこれまで”を完全新作のオリジナルアニメにて収録!
《 あらすじ 》
1998年、春。父の不在や自身の病気療養のため、母の実家に身を寄せ夜見山北中学校に転入してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ少女・見崎鳴に惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。
実は、恒一の所属する3年3組はある現象の影響下にあった。現象が発生する年は「ある年」と呼ばれ、クラスの関係者から毎月死亡者が発生する。「ある年」には誰も気付かないうちにクラス内に過去の現象による死者がまぎれこみ人数が増えるが、その代わりとしてクラスの誰かを「いないもの」として扱い人数を戻すことでこの現象を抑えることができると伝えられており、鳴はこの年の「いないもの」であった。
そんな中、クラス委員の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げ「五月の死者」が発生し、更に続けて「六月の死者」も出たことで現象の発生が確実となった。更なる恐怖に襲われたクラスメイトは、新たにクラス委員となった赤沢泉美を中心に恒一も「いないもの」として対策を強化することを決める。「いないもの」同士になった恒一と鳴は交流を深めるが、七月にも更なる犠牲者が発生したことで、「いないもの」による対策は無効とされ終了する。
その後、恒一や鳴をはじめとする3年3組の関係者の努力により、過去の生徒が残した「紛れこんだ死者を殺すことで現象が止まった」との証言を発見する。当時行なわれたとされる合宿を同様に実施した3年3組は、更なる犠牲者を出しつつも鳴の能力により死者を発見し、恒一が死者を葬ることにより現象の中断に成功する。
【 概要 】
ホラー・ミステリー・サスペンスを融合させたような独特の雰囲気が特徴。綾辻が連載開始と重なってALI PROJECTを好むようになったことから、本作にはALI PROJECTの世界観が投影されていると語っている。故に本作の映像化が決まった際には、主題歌をALI PROJECTが担当することが唯一のリクエストとなった。
2010年版の「このミステリーがすごい!」国内編で、第3位にランクインした。また、第10回本格ミステリ大賞の最終候補作にもなったが、1票差で受賞には至らなかった。
本作を原作とした漫画化作品、アニメ化作品があり、実写映画化もされている。原作小説は累計65万部突破、コミックスシリーズは本編4巻とOVA付き外伝1巻を含め累計50万部を突破している。
《 ◆ 完全受注限定! アニメDVD同梱版コミックス 0巻 2012.5.26(土)発売!◆ 》
2013年7月31日に続編『Another エピソードS』が発売され、発売に際しアニメ版のキャストである高森奈津美と阿部敦による『AnotherエピソードS』の冒頭部分のラジオドラマが制作されている。