空野 落 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
1話がピーク ただ、演出丁寧なので毎話面白い
オリジナル作品で2011年を代表する作品。
劇場版にもなって人気はうなぎのぼりである。
この作品の長所は次回へのEDの入り方が上手いことと1話の完成度が高く、次回も見てみよう思わせる演出があることである。
演出面は非常に良く、少しグダル展開も演出面でカバーしており11話全部を飽きずに見ることができる。
難点は心理描写が丁寧なのでストーリーの進みが遅いこと。個人的には最終話は狙いすぎて泣けなかったが、各キャラクターの心理描写が丁寧なので感動することができる人はいるだろう
宿海仁太
「じんたん」と呼ばれる主人公。昔はリーダーで今は不登校。幽霊のめんまが見える。彼がめんまの願いを叶えるのがストーリーの本質
本間芽衣子
通称「めんま」。ヒロインで既に他界している。じんたんにしか見ることができず、願いをかなえてもらおうとする。祖内容がわからない。
安城鳴子
通称「あなる」ヒロイン。ニックネームが特徴で存在感がある。若干ツンデレ。じんたんのことを気にするいい人
松雪集
通称「ゆきあつ」。本作を代表するキャラで彼がいなかったら面白みは半減していただろう。めんまマニア
鶴見知利子
通称「つるこ」。なにかと裏がありそうなキャラで冷静キャラ。この人の洞察力がある意味一番怖い
久川鉄道
通称「ぽっぽ」。少々空気の読めないキャラであるが、行動力はメンバー随一である。
総括
キャラクターの心理描写が丁寧で、演出も見どころが多い。ストーリーは1話が一番面白いが全体的に高水準である。ただ、ストーリーのテンポが若干悪い。それでも近年のオリジナル作品では成功といえる良作といえる。