麗月 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
よくある純愛もの!けど、見入ってしまう。
設定自体は、非常によくありそうな感じの作品です!
しかしながら、キャラの心情・キャラの設定・作画・物語は、非常に良い出来だと思います!(あくまで個人の感想)
少し、作画が昔っぽい感じがする部分がありますが、その部分が良い感じに物語にかみ合って個人的には非常に好みです。
主人公の青葉陸(あおばりく)は、親の事情で転校を繰り返す特に特技もない普通な感じの高校生。しかしながら、生徒会の手によって平穏な学園生活を望む彼の思いは、儚く散ることになる。
最終的に陸とくっつく天宮小百合は、一言でいえば、THEヒロインって感じの子である。容姿端麗・成績優秀・周りから好意を抱かれているの容姿・知性・性格の3拍子がそろっている。それに加えて料理も出来るし、学内に存在する彼女の親衛隊は、100人を超えてるとかどうとか・・・そんな彼女でも実は、嫉妬深いところがあり、そのせいで陸に対して時には、激しく当たってしまったり、自分に対して素直になれなかった。陸との関係を見ていて途中もどかしいなーって思ってしまうが、ヒロインとしては、良いと思う。
最初に陸に対してアタックをした春日つかさ(かすがつかさ)は、運命の出会いをしたい!って本気で思う子で思った事をすぐ行動に移せるが、最初のうちは、どこか自分勝手な感じがする。しかし、友達に陸の事を考えるように諭されてからは、陸の事を考える彼女になった(陸自信は、彼女と思っていない模様)。スポーツが得意で料理が苦手(途中先生から教わり少し改善されるもののしばらくサボって退化する。そして、また頑張って魚がさばけるようになるfromWiki)な活発的なキャラクターである。
常に陸の事を一途に考える弥生水奈(やよいみな)は、自分に自信を持てない水泳部の子で、イルカが大好きな少女。他の3人(陸・小百合・つかさ)が2年生なのに対して水奈は、1年生である。生徒会の催しが始まる前に図書室で本棚の高いところにあるイルカの本を陸が取ってくれたことで彼に対して好意を持ち生徒会の催しのおかげで彼の名前を知ることになる。水泳の記録が伸び悩んだ際に陸に対してコーチ(技術面でなく精神面のコーチ)を依頼して、自己記録を更新して大会で1年生にして決勝に進出する。つかさとは、違って料理が出来るがイルカが大好きなせいか、魚を捌くことは、出来ない。
上記のキャラ説明からわかる通り良くある感じの設定では、あるが、物語自体は、ストレスなく見ることが出来、所々入ってるギャグがばかばかしくて個人的には、なかなか良い作品だと思う。
見て損は、無いと思う作品です。