ninin さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
食べ物の大切さが分かる作品です
原作未読 全11話
最近10話とか1クールに満たない作品が多いですね。この作品も12話と思って観ていたので終りと書いてあってびっくりしました。
できれば色々な事情があるかもしれませんが、1クール12話でしてほしいですね。
キャッチコピーは「汗と涙と家畜の酪農青春グラフィティ!!」
お話は、ある理由で中高一貫進学校から、全寮制の畜産高校に入学した主人公 八軒 勇吾(はちけん ゆうご)、頭は良いが畜産の経験がゼロで、何かも初めての出来事を八軒の視点からコミカルに描いた作品です。
原作の荒川さんが農業高校出身ということで、酪農や畜産のことが分かりやすい作品になってます。
コミカルな面だけではなく、畜産の大変さ、命と真剣に向き合わなければならないところもあり、笑ったり、泣いたりできて良かったですね。
お話のテンポも良く、短い作品ですが色々なエピソードがいっぱい凝縮されています。{netabare}個人的にはアルバイトのお話が一番印象に残ってますね。{/netabare}
出てくる色々な料理はシンプルですが美味しそうでした。{netabare}(特にたまごかけごはんとピザw){/netabare}
恋愛要素はほとんどないですが、八軒含めみんなが青春を満喫していてちょっと羨ましくなりましたね。
{netabare}
ブタ丼の話しを観て、以前ある番組で、ひとりずつ1羽の鶏をひよこから育て、鳥肉にするまでの実習をする農業高校のお話を思い出しました。大事に育てた鶏を自分で屠殺し加工して食べる、辛いことですが、命の尊さ、食の大切さを教えているんだと思いました。
印象に残った言葉は、校長先生の
「逃げた事を卑下しないでプラスに変えてこそ、逃げたかいがあるものです」
{/netabare}
あっと言う間に観終わった感じでした。萌え系ではありませんが、どなたでもオススメしたくなる作品です。是非観てくださいね。
OP キュートな歌声で、ゆっくりしたテンポで癒されますね。作画もあるシーンで涙が出そうになってしまいます。
ED のどかなイメージがする曲です。スキマスイッチが歌ってます。エンディングの入り方も良かったですね。
最後に、昔よく言われた「残さずきちんと食べなさい!」という言葉を思い出しました。
{netabare}それとタマコ体型変わり過ぎw{/netabare}
冬にある予定の2期が楽しみです^^