退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
自分の存在意義
『生まれた意味を知るRPG』
この世界では予言(スコア)というものがあり、あらかじめ未来が定められている。主人公達と敵勢力どちらも「人の未来は人の意思に委ねられるべき」と考えており、スコアに抗うという目標は同じであるが、手段が異なるために戦うことになる。
主人公ルークはレプリカ(クローン人間)である。ルークは一番信頼していた人物に裏切られ、自分がオリジナルルークの代わりにされるためだけに作られた存在だと知らされる。同時に、まだ7歳で世間知らずなため仲間の信頼も失ってしまう。完全に心の拠り所をなくしたと思い込みどん底に落ちるが、オリジナルルークを通してまだつながりがあることに気づく。そこから自分の存在意義について真剣に考え、やれることからやっていくことを決意し、ルークは断髪するのであった…
アビスも未プレイで、テイルズも全部やった訳ではないけど、おそらくこれが一番暗い話なのかな?ゲームは妹がやっているのを傍目で見ていただけなのだが、結構胸熱なシーンがあったと思う。しかし残念ながらアニメでは多分BGMのせいだろうけど、感動が薄れてしまっている。もう少し盛り上がるBGM使ってくれればよかったのに。せっかくいいシナリオなのにもったいないな。でも十分感動させてもらった。
最後の彼は、 {netabare}息を吹き返したアッシュがジェイドに頼んで作らせたレプリカ。残念ながら短命で数年のうちに…。ジェイドはレプリカを代替品ではない何かに昇華させたいと言っているが、それってあれと同じだよね。原子力の開発。簡単にはいかないけどいつかできるといいな。{/netabare}