wjk_anima さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
混沌(カオス)に陥った人の在り様とは如何なものか!? 陽は善ではなく、陰は悪ではない。陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。
《 感想 》
シリアスな切り口で物語が進んで行く暗い感じの描写が多めの作品です!
思いの外, チープな作画が玉に傷な印象を受けました!
サイコサスペンス要素も相まって、人によっては不快感を感じる表現もある為、視る上では少し注意が必要な作品かも知れませんが、たかがアニメと思うなかれ…すぐそこにあるリアルな描写には目を引きます。(誰の身にも充分に起こり得る事象とも受け取れます。)
傍観者として見るのか、当事者(他者)として受けとるか、によっても 得られる何かがきっとある作品だと思いました…。
【 追伸 】
まだ、視ておりませんが、“ 紅 kurenai ”という別のアニメ作品と話しに繋がりがある模様です。
ご参考までに…、
『電波的な彼女』(でんぱてきなかのじょ)
は、片山憲太郎/著、山本ヤマト/イラストのライトノベル。集英社スーパーダッシュ文庫刊。
同作者の『 紅 』とは社会背景や登場人物の一部がクロスオーバーしている。第3回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞時のタイトルは『 電波日和 』(でんぱびより)
2009年にジャンプ・コミックス『紅 kure-nai』第3巻予約限定版 及び第4巻予約限定版 に付属するOVAとしてアニメ化された作品。【 全2話 構成 合計 約88分 】
《 あらすじ 》
不良少年の柔沢ジュウは堕花雨と名乗る少女にある日突然忠誠を誓われる。少女の奇怪な言動に振り回されながらも、その真摯な言動にしだいに存在を受け入れて行く。しかし、巷を騒がせる連続殺人にクラスメイトが犠牲になってしまい、ジュウは雨に不信感を抱くようになるが……。