空野 落 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
結局何がやりたかったか不明な作品
ある日突然、強盗に殺された春海和人は、「死んだら本読めないじゃん!!」という本バカの執念で奇跡的に現世に生還を果たす。しかし、その姿はミニチュアダックスフントと化していた。犬じゃ本はめくれない買えないので苦悶する和人の前に現れたのは、常時ハサミを得物として持ち歩くキョウキの美女・夏野霧姫。その正体は和人が大ファンな作家・秋山忍だった。(Wikipediaより引用)
ストーリーからすると主人公が犬になった理由を解き明かすような感じだが、最終話まで人間に戻れません。というよりも解き明かすそぶりがないのが難点。
また、説明不足であったり、謎のバトル発展であったり、無理矢理なキャラクターの登場を毎話やったりで、とにかく路線が定まっておらず、謎の作品といえる。
ギャグは滑りまくっているが、ある一定数観るとなぜかギャグがつまらなくなるという利点がある。(依然として面白くはない)
あと主人公の犬のかわいさと声優の櫻井氏の演技がいいと思う。
春海和人
主人公。犬になってしまったかわいそうな人間であるが、本好きという変態である。本を第一優先に考える姿は今作品の一番の癒しかもしれない。
夏野霧姫
ヒロイン。ただどちらかというと相棒的な位置がしっくりくる。はさみを使うことが多い。売れっ子小説家であるが貧乳。主人公に惚れる理由を忘れるほどドS
春海円香
お兄ちゃん大好きな妹。主人公の血のつながった妹。妹というイメージしかない。こういう意味不明なキャラは嫌いです。一応バトル枠
柊鈴菜
編集者。ドMな変態。イベント発生キャラ。ただ、なんか印象が弱い。
大澤映見
同級生。終盤で出てきたヒロインだが空気
秋月マキシ
ネタキャラ。シャイニー☆と言っているだけ。スポット当てたら面白かったかも。
総括
とりあえず特徴的なキャラが多いが、バトルやら推理やら萌えやらなにがやりたいのかわからない。本が好きという設定は悪くないがどうにも活かしきれていない感が半端ない。
2期への伏線があるにはあるが、今の時点ではお勧めできない作品といえる。