空野 落 さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
最初の3話までがピーク 中盤から後半は失速しまくり
2010年代を代表する作品。
原作は未読だが3話までは普通に面白かった。ただ中盤から後半の流れが良くない。理由としては強引な設定と桐乃のキャラクターの悪さである。
序盤の3話まではなんだかんだで親父に話をつける主人公京介の人間の大きさは称賛に値するし、桐乃のキャラもまだウザイ妹キャラで済んでいた。
ただ、オフ会が終わり桐乃の小説がアニメ化するあたりから雲行きが怪しくなり、夏コミ行ってあやせに「こんな人知らない」と言ったときは呆然とした。
多分照れ隠しやオタクのことを知られたくない感じだが、もう少しごまかせないだろうか。
良い点は主人公の京介の心の広さであろう。妹のためにここまでしてくれる人はいないだろう。(ただ、2期ではかなり残念なキャラになるのだが…)
高坂京介
主人公。妹とは仲が悪いが相談も乗ってくれるすごくいい人。親にあそこまで言えるやつはそうはいません。所々にクレーマーみたいなことを言いますがナイスなキャラクター。(後半はどん引きしたくなるような行為をしますけど)
高坂桐乃
ヒロインというよりも準主人公。序盤からウザさ満点であるが後半少しデレる。ただ、兄貴に対して感謝の気持ちが薄い気がする。あと嫌がらせが上手い。いくら中学生でも色々問題な気が…
田村麻奈実
良心その1。登場回数は少ないがまともなキャラクター。ヒロインにしては出番が少ない。
黒猫
ヒロイン。桐乃とはなんだかんだで友達。苦労人ながらも色々頑張る人。厨二だが、いい人
沙織・バジーナ
良心その2.この人がいないと物語が進まないといっていいほどコミュ力がある。気配りもでき、ある意味完璧超人。お金もあるしね
新垣あやせ
ヤンデレ。オタクが原因で桐乃の友人をやめるという人。ただ、桐乃が好きなのか付き合いを修復しようとする姿勢をしめす。なんか気持ち悪いキャラクター。
総括
最初は面白いが中盤以降つまらない。理由は桐乃が人間として屑すぎること。なんかみていて痛々しい。妹がこれなのに兄貴の心の広さに驚く。
あと桐乃のラノベがアニメ化したのが現実味なさ過ぎて萎えました。