sherlock さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
生ける犬は死せる獅子に優る…
………夏野って僕の一つ年下だったのぉ~!!Σ(゚Д゚)
ゴホンッ、えぇ~
このアニメは主人公:春海和人が死んだところから物語が始まる…笑
そしてヒロイン:秋山忍が執筆中の大罪シリーズ完結作
第7巻『色欲』を読むことができなかった未練から犬へ転生しこの世に留まる
おそらくここまで聞くと多くの人は秋山忍のファンである春海が
作家としての秋山忍ではなく女性としての夏野霧姫を好きになり
一方、夏野も自分のファンである春海が駄犬wになってまで現世に現れてきてくれたことで意識し始め
お互いに惹かれあって二人で“色欲”を完成させるというのが一般的であろう…
だが、このアニメは『一応』期待を裏切ってくれた
{netabare}春海は活字にしか興味がないし…{/netabare}
{netabare}“色欲”は未完成のままだし…{/netabare}
{netabare}夏野は春海のことが好きなようだが愛情表現がひねくれ過ぎてて理解不能…{/netabare}
{netabare}作家なのにペンではなくハサ次郎と呼ばれる本格的な全ての武器にも対処できるハサミを持ち歩く…{/netabare}
まぁでも最後の夏野は
{netabare}今まで隠してきた想いを全て吐き出し(笑)
甘えた姿が可愛かったから今回は大目にみようww
(結局普段甘えない女性の甘えた姿に勝てなかった俺…orz){/netabare}
登場人物は
ものすごくイタ眩しいシャイニングビューティー…山田 マキ子
ほとんど登場しない深淵の向こう側(?)…姫萩 紅葉
鮪喰と呼ばれる物騒な武器でカレーを作る妹…春海 円香
穢殺刃と呼ばれる箒で踊る…森部 佐芽
マッチョ集団をまとめる…宗像 腕力
僕が唯一許せたドМ巨乳ブタ野郎ww…柊 鈴菜などなど
ただし問題なのが
登場人物の出番が断続的過ぎてストーリーとしてあまりつながりがないことである
しかも、変なネタ(?)を仕込んで春海にツッコませているせいか内容に乱雑さが増している
えっと、すみません…
僕はなるべくその作品の良い所を書くように心がけているのですが
こればかりはちょっと難しいです…(汗)
そして、これ以上書くと本格的に批判しちゃいそうなので
今回はなんとなく“大澤流執筆術”についてまとめてみる!!⇒て、手抜きじゃないんだからね笑
【第一の術:双文曲筆(ダブルドライバー)】
利き手じゃない方でも文字を書くが結局右から順番に文字を書くため意味がない二刀流ww
【第二の術:抑えられない睡眠衝動(ウェイクアップキャンセラー)】
一定のリズムでペンを走らせ周囲の者を眠たくさせるがおそらく自分も眠くなる技ww
【第三の術:姿なき俳諧(インビジブルペイント)】
インクを飛ばすことで相手の原稿の文字に点を打つことができるがその分タイムロスする技ww
【第四の術:深刻なる起動(ノーブルバレット)】
足をジタバタさせることで振動を与え相手の執筆の邪魔をするが無駄に足が疲れる技ww
【第五の術:紙に囁く声(マークウィスパー)】
囁く声により相手の深層意識に訴えかけ相手の誤字脱字を誘発するが自分も間違うリスクを伴う技ww
そして大澤流執筆術最終奥義…
【操読者槍(ブリューナク)】
自分が書いた本のある文字を読むと暗示をかけて操ることが出来るが個人差があるため非常に不安定な技ww
はい、ということで…
このアニメは犬の体毛が切られてもまたすぐに伸びr…じゃなくてww
死んでもなお成し遂げたい想いが作者の心に響き最高の作品を生み出そうという
作者と読者の間の本来見ることができない強いつながりを意識したアニメなので
興味がある方はぜひ観てみてください!!(*´ω`)