弥月 さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
自分は何者なんだ?
あぁ自転車でどっかいきたい。
走りたい。
おしりがムズムズします(笑)
これぞ青春。見せつけられました。
原作を読んだのは学生の頃。
当時、竹本くんと同じようなことで悩み、苦しみ、同時に一途に想い続けられる心に嫉妬していたっけ。
久しぶりにこの作品に触れて、懐かしいやら恥ずかしいやら。
周りの大人の意見に共感できるようになっていたけど、
今でも同じようなことで悩んでいる自分を意識せずにはいられない。
レビューのタイトルどおり。
そして、あの頃にしかないキラキラした感じ。
もう戻れないからこそ、儚くて美しい感じ。
どこかにある焦り。
本当にうまく表現されているなと改めて思った。
挿入されているスピッツ、スガシカオの曲がまた…。
ついつい曲に集中してしまってモノローグ聞き損ねたことが何回もあるんだけど(笑)
各話に一度はキュンとする場面があって、そのキュンを味わうために見ていたといっても過言ではない。
名言多すぎ。
キャラクター一人一人の心情が、こんなにも丁寧に書かれている作品はかなり珍しい。
いろんな見方があるから、きっといくつになっても楽しめる作品ではないかと思う。