空野 落 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最後さえ良ければもっとよかったのに
原作がやまむらはじめ氏の漫画。だから巨乳がでるの必然だった。
巨乳やらロリやら男友達やらとキャラクターが色々詰め込まれておりそこに案山子という戦闘兵器のようなものが出てくるバトル作品。
あとOPとEDに石川智晶さんが歌っており演出ともに2011年の中では一番好きなOPである。
内容は空守村という閉鎖環境でありそこから生まれる確執など割合シリアスな部分が特徴であり見応えがあった。バトルシーンでは案山子の起動音というアニメならでは演出があり、玖吼理の操縦者がわかる演出は良かった。
難点は最終話で決着をつけないどころか、2期がありますよのcoming soon状態になっていること。これは視聴者から見ると未完成ですよ状態であり、いただけない。
原作のストックがないのは仕方ない部分はわかるが、もう少し違う方法はなかったのだろうか?(原作は2013年現在には完結しており出すならOADぐらいの尺)
枸雅匡平
主人公。隻として最強だけど、一般人になりたくて東京へ来て大学生活をエンジョイしたかった人。なんだかんだでキレルと周りが見えなくなるのが難点で、個人的にはあまり好きになれない主人公。
枸雅詩緒
ヒロイン兼もう1人の主人公。隻としては新人であるが、努力している姿は癒される。表情が豊かで顔芸が多いキャラ。ブラコンの気があるが、尊敬の部分が後半強くなる。
史場日々乃
ヒロイン。巨乳で視聴者は絶対胸を見る。一応お姫様ポジションだが、戦闘はできないし、村についても知らない一般人。あんまり魅力のないキャラだが、胸が大きいため存在感は絶大
枸雅阿幾
ライバルキャラ。なにかと主人公に付きまとうストーカー。かつては親友だったが今は敵対している。最終的には和解のような形になるが、動機がよくわからん。
日向勾司朗
サングラスがイカス兄貴キャラ。ただ、無茶苦茶強いわけではない。奥さんがいて桐生の保護者にもなるいい大人
日向桐生
詩緒のライバルキャラ。詩緒の双子であり、主人公の弟でもある。ただ、隠し子であり面識はなかった。
日向 まひる
ネタキャラ。ただ隻であり、好戦的なため戦闘シーンが多いのが特徴。ドSキャラ
総括
キャラが濃く、戦闘シーンもあり物語もシリアス部分が多いため見応えがある。それでもって豊かな表情を顔で演出するためコメディタッチに描かれる部分が多々あり、ギャグとシリアスのバランスが良かった。
難点は最終話の打ち切りエンドであり、ここをしっかりしていればもっと評価された作品といえる。