月夜の猫 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
あるふぉんすが・・ぐりふぉんが・・
近未来SFでシリーズの初期OVA
機動警察パトレイバーの原点となった作品。
東京南沖大地震の震災で、関東周辺に多大な被害を受け
急速に復興中という設定の世界観。
ロボットテクノロジーの発達により汎用多足歩行型作業
機械「レイバー」は急速に発展・普及し、軍・民問わずに
あらゆる分野で使用されるようになった。
その為当然の如く、レイバーを使用した犯罪行為やテロ
行為が多発して社会問題となっている。
レイバー犯罪に対処する為、警視庁は対応を迫られ・・
優秀な人材を集めた特機部隊とレイバーを配備して対応
しようとするが・・作業機に装甲を付けた程度の機体で
レイバー犯罪に対応できず、「特科車両二課中隊」、通称
「特車二課」を設けた。
それでも日進月歩躍進する多様なレイバー犯罪には対応
が不十分だったため・・「第二小隊」を増設するが・・
其処には何故か・・癖のある人材ばかり・・集まった。
同僚からは掃き溜め、お荷物、と罵られる存在意義すら
疑問視される第二小隊だったが・・
レイバー初の警察専用に新設計された最新鋭機種である
篠原重工製98式AV“イングラム”が導入される。
周囲から妬まれ疎まれつつも・・「第二小隊」の個性ある
面々がレイバー犯罪に立ち向かう物語。
趣味的な二足歩行型イングラムの運用を滑稽に描いたり
シリアスに展開したりでなかなか面白い。
産業的な事件も多く、謎の組織の暗躍に翻弄されたり・・
事件を通して成長していく「第二小隊」の面々をコミカル
にシリアスに描いている。
漫画版に近い作風。
第1話 第2小隊出動せよ!
第2話 ロングショット
第3話 4億5千万年の罠
第4話 Lの悲劇
第5話 二課の一番長い日(前編)
第6話 二課の一番長い日(後編)
第7話 最終話 特車隊、北へ!
特車二課第二小隊
泉 野明(冨永み〜な)一号機の操縦担当。
機体に傷がつく事を嫌がる程イングラムへの愛着は強い。
篠原 遊馬(古川登志夫)一号機の指揮担当。
レイバー製造企業「篠原重工」の御曹司。
後藤 喜一(大林隆介)第二小隊隊長。
飄々とした昼行灯男だが鋭い視点と感覚を持つキレ者。
太田 功(池水通洋)二号機の操縦担当。
射撃の腕前はよいが、暴走しがち。
進士 幹泰(二又一成)二号機の指揮担当→後方支援担当。
気が弱く、太田の暴走に振り回される。
山崎 ひろみ(郷里大輔)後方支援担当。
身長2メートルを超す巨漢だが、性格は控えめで涙もろい。
香貫花・クランシー(井上瑤)進士に代わる二号機指揮担当。
レイバーの操縦技術も高い。
熊耳 武緒(横沢啓子)香貫花の後任として二号機を指揮
第二小隊のまとめ役。
特車二課第一小隊
南雲 しのぶ(榊原良子)第一小隊隊長。
第二小隊の起こす騒ぎに悩まされる。
特車二課整備班
榊 清太郎(阪脩)整備班長。
整備の神様と言われるベテラン。通称おやっさん。
シバ シゲオ(千葉繁)整備班員。
班員たちのリーダー的存在。
シャフト・エンタープライズ
内海(鈴置洋孝)企画7課課長。
戦闘用レイバー「グリフォン」の設計・建造を行う。
黒崎(土師孝也)
内海の部下で、常に彼の側に控えている。
バドリナート・ハルチャンド(合野琢真)
グリフォンの操縦者である少年。