wjk_anima さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
やっぱ、ドラクエ世代だからなのか…否か?西洋のこんな空気感が嫌いになれない。むしろ,大好きだぁ~!!!
私自身は、全然嫌いじゃなかったです。
むしろ,時代背景が好きの極みですね!
ロードス島戦記,ドラゴンクエストシリーズ,サウンドホライズン REVO,勇者ヨシヒコ, フリーク だからなのかどうかは不明なのだが…??
キャラと声優さんの名演も相まって、全然嫌いじゃない、かなり好きな世界感です!
中世のヨーロッパみたいな感じ【 階級社会+政治+商談+権力闘争+戦争と平和+歴史ファンタジー 】が組み合わさった感じで、結構,リアルな歴史的要素が詰まったストーリー。
登場人物が非常に多く、風貌も似たり寄ったりなど、声優さんの声色で判断したりと、その点は結構,しんどいかも…。
王族+貴族+聖職者+魔法使+将軍+戦士+商人+農民+メイド 等の階級社会だったり、国力(食料自給率)を高める為の領地争い権力闘争。
にプラスして更に魔族の存在も加わっており冒険ファンタジー的な要素、勇者が出てくるからドラクエ的なエッセンスも盛り込まれている!
よくもまぁ…全13話(12話)でここまで壮大な世界感を作り出したもんだと関心するばかりですが、政治や権力や商業的、リアルな歴史の話しがクローズアップされている為、世界史の勉強嫌いだった方、ただの冒険ファンタジーものと思って視始めた方は、途中で視る事を止めている模様。
まあ、無理してまで視るものでもないでしょうから、致し方なしですね…。
歴史ものとかファンタジーが嫌いじゃなければ、悪くない作品だと思います!少なくとも製作者サイドは結構,頑張った作品だと思われる…。《 最後まで視た方は理解出来ると思う! 》
だからと云って、万人受けする作品では決して御座らぬ!!
【 ストーリー 】
人間と魔族が長く戦争を続けている世界……。強大な力を持つ「勇者」は、魔王を倒して人間世界を救うべく魔王の城に乗り込んだ。だが、そこで彼を待っていたのは、人間の女性そっくりの「魔王」であった。
彼女は勇者と戦おうとはせず、勇者に自分のものとなるよう契約を求めてきた。あくまで魔王と戦おうとする勇者に、魔王は冷静に人魔間の状況を語り、現在の社会秩序や経済活動が戦争に依存しており、魔王を倒しても根本的解決にならないことを説く。彼女の願いが終戦による破局でも戦争の引き伸ばしでもない、争いや飢えのない新たな可能性であること、そのために勇者の協力を求めていることを理解した勇者は、彼女の契約を受け入れる。
そして、ふたりは勇者と魔王という身分を隠し、一介の剣士と学者として世界の改革に着手した。商人同盟、魔族、中央諸国、聖光教会、あらゆる人々を巻き込みながら、やがて二人はこの世界の起源と対面する。
《 概要 》
本作品の最大の特徴は、いわゆる「地の文」が存在せず、戯曲のように登場人物の会話のみでつづられていることである。また、登場人物には個人名が存在せず、「勇者」「魔王」「メイド姉」など、作中での立場や肩書きが名前の代わりとして用いられる。
本作品はそもそも、2ちゃんねるニュース速報(VIP)板のスレッド「魔王『この我のものとなれ、勇者よ』勇者『断る!』」を利用した即興小説として、2009年9月から11月にかけて発表された。
会話のみで構成された本文や固有名詞を避ける表現などは、そもそも同板の投稿作品の定形である。後に過去ログが有志の手によってウェブサイトにまとめられると、それを通して愛読者が増え、インターネット上で話題を呼んだ。
このとき本作品に着目した桝田省治がTwitterを介して著者に接触し、Twitter上で本作品の書籍化プロジェクトを設立、商業出版上での刊行につながった。刊行にあたり、小説版向けの総監修を桝田が務め、脚注と設定監修を山北篤(地図作成も担当)と細江ひろみが、イラストをtoi8(キャラクター原案・カバー・本文イラスト)と水玉螢之丞(キャラクター原案補助)が手がけている。
本編は2012年1月に最終巻となる第5巻の刊行を以て完結したが、それ以降も複数の漫画化作品や声優による朗読劇など、メディアミックスが進められている。
2012年6月28日にテレビアニメ化が発表され、2013年1月から3月まで放送された。【総集編1話含め、全13話】