ルカワ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
stay night前日譚
原作stay nightで行われた第五次聖杯戦争の10年前、第四次聖杯戦争
のお話です。
虚淵玄が描いた小説のアニメ化となっています。
stay night主人公の衛宮士郎は登場しませんが、stay nightヒロインのセイバーや幼少時の凛や桜、それに(ヒロインじゃないかもですが)イリヤスフィールも登場します。
stay nightでは語られることのなかった衛宮切嗣と言峰綺礼の聖杯戦争を中心に描かれ、うっかりお父様こと遠坂時臣など今回も7人のマスター+7人のサーバント、そしてアイリスフィールや久宇舞弥たちの戦いが本編です。
語るべきは何と言ってもUfotable製作陣の作画でしょう。
キャラクター一人ひとりの線、ルックスもさることながら、町全体のビルなど建築物やライダーの「王の軍勢」における家臣の書きこみ具合、そしてセイバーvsバーサーカーに代表される戦闘シーンの凄さですね。ぬるぬる動くわどこで止めても鮮明に人間の動きが表現されていて興奮しっぱなしです。
セイバーに一切話しかけない切嗣は話せば自分を許せないということよりも
話しかけず信頼関係を築けないことで戦闘を有利に進められなかったことを悔やむべきだったと思います。
綺礼に関しては最初は意外なほど聖杯戦争、寧ろ自分自身に戸惑いを感じながら参加していて10年前はこんな感じだったのかと驚きました。
ライダー陣営は、もうライダーは豪快でカッコいいし、ウェイバーには親近感を覚えやすいし好きなコンビでした(まあ私ならそもそも聖杯戦争に参加しませんが(笑))。
ランサーは可哀想過ぎましたね・・・時臣と組めれば確かな忠義のもと、彼は能力を最大限に引き出せたのではないでしょうか(ステータス的に勝ち進めるかどうかは微妙ですが)。
イリヤももうちょっと見たかったですね!