gkc さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
閻魔あいはどうなるのでしょうか・・・
中盤から後半にかけて、面白さがかなり増してきます。
20話以降は特にあっという間でした。
晴らせない怨みを代わりに晴らすというスタンスも維持しつつ、主人公である「閻魔あい」と常に行動を共にする3人の妖怪、
「輪入道」「骨女」「一目連」の過去なんかも取り上げられています。
主人公の「閻魔あい」は主人公ではありますが、どちらかというと地味な主人公という印象を受けます。
言葉数も少ないですし、表情もほとんど変わりませんし、怨みを晴らす一連の流れもだいたい毎回同じ感じ。
しかしそれらも意図したキャラクターづくりなんだと感じ取れます。
不思議で謎めいた、それっぽい雰囲気で良いと思います。
「閻魔あい」の周りの登場人物が物語りの大体をつくり、
「閻魔あい」は要所要所をしめる様な存在に感じていましたが、
しかし後半から展開が変わっていき幅が広がる中、1期同様、最終局面、閻魔あいの役どころがやはりこちらを引き付けます。
過酷な運命はまだまだ続くのでしょうか・・・