空野 落 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
心温まるストーリー・雰囲気・キャラすべてにおいて最高
原作は漫画であるが、製作者側が世界観をしっかりと理解し、オリジナル回が違和感なく挿入されており4期まで続いても安心してみることができる作品
なによりも評価できる点はキャラのぶれなささと心温まるストーリーにある。妖怪が見える夏目貴志と用心棒のニャンコ先生のコンビがぶれず、漫才みたいな会話、ニャンコ先生の普段とのギャップは視聴者の心をとらえる。
ストーリーも、友人帳を妖怪に返すのが基本ストーリーだがただ返すだけではなく、妖怪の立場を考えたり、人間の自分しかできないことをやるなど、両方の立場で主人公が動くため面白い。
1期は妖怪サイドの話が多くツバメの話と蛍の話は4期まである話の中で特に好きです。
夏目 貴志
主人公。昔から妖怪が見えていじめられたり親戚内をたらい回しにされたりと不幸な過去を持つ少年。ただだれよりも優しく、相手のことを考えられる夏目は中身もイケメンなのです。
ニャンコ先生
夏目の用心棒。普段は酒を飲んだりとただのペットでこの作品のマスコットキャラクターと萌えキャラである。ただ本気を出すと斑という妖怪になり夏目を助けてくれる。
斑のときの声はいい声です。
夏目 レイコ
物語のきっかけを作り色々やらかしてくれた人。
ヒドイ噂が多いが中にはいい関係の妖怪もいる。
主人公が大切な人がいなかったらこうなっていた可能性があることをみせつけるキャラでもある思う。
笹田 純
原作では使い捨てキャラだが、アニメではレギュラーキャラに昇格。1期ではヒロインっぽいが今後存在が空気になる。
藤原 塔子
ヒロイン最有力候補 実は毎話に大体出てくる。夏目はこの人と親父さんに会えて本当に良かったよ思う。(4期になるとさらに良かったと思う)
総括
4期まである長編のシリーズだが、1期は妖怪サイドの話が多く、タキや田沼は出てこない。だが、心温まるストーリーの根本は1期にありこの作品の原点にもなっている。
現実世界に揉まれ疲れた心を癒される世界観。それだけで見る価値がある作品だと思う