Lovin さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
見た感じ
■概要
レンタルDVDで視聴。原作ゲームは未プレイ。原作ゲームから制作されたアニメの2期?位置づけがわからない。
高校二年生である主人公が次々と女生徒を口説き落としたその後の話。これは後日談という設定を理解した前提で見ないといけなさそう、ハッキリ言って見た記憶はあるもののストーリーに関する記憶がない。
本作品は1クール13話で構成されており、二話に渡って一人の女性との後日談が続き、最終話では妹がメインである場所にヒロイン全員が集合する。
完全に内容を忘れ切っていたので徹夜でもう一度鑑賞した。
■主な登場人物
1期から変更なし(ネタバレではない){netabare}
主人公
努力で苦手な恋愛とクリスマスを克服した高校二年生。
仮面優等生
外面と本来の姿を使い分ける主人公のクラスの委員長。
幼馴染
ぽっちゃり体型を気にしているが甘いものが止められない同級生。
クールな後輩
水泳部部長の座を引き継ぎ本来の家庭的な一面を見せない。
悪友
サバサバした性格で中学から続く腐れ縁のクラスメイト。
純情少女
迫力満点スタイルの純情で引込み思案な妹の同級生。
天然女王
コンテストで優勝する程の美人だが天然で事件を起こす先輩。
我侭娘
主人公を「にぃに」自分を「みゃー」と呼ぶ主人公の妹。
{/netabare}
■感想
女性達を口説いた後に訪れる危機への対応を描いたエピソードが展開される。
仮面優等生は、新たに現れた敵に主人公と二人立ち向かう話。その合間にはこっそりしっかりラブラブなことはやっていた。1期を見たのはかなり前なので、こういうキャラだった疑問を持った。最終的に{netabare}三年生に進級して生徒会活動をしているところまで{/netabare}描かれているが、話の大筋から見れば無難なまとめ方だろう。
幼馴染とは、やっとスタートラインに立てた話。なのでラブラブな言動はなかったが、パンを加えてダッシュで登校くらい良くある王道の展開。それを見た瞬間にフラグが立つのは誰でも予想できる。最終的にスタートラインに立ったところで物語が終わるが、おっとりした幼馴染にはとても合う終わり方だった。
クールな後輩とは、ほんの少しすれ違う話。これも良くある王道の展開で、ラブラブを再認識させられる話となっていた。最終的に{netabare}主人公は一人暮らしを始め、その部屋で一緒に花火を見るシーン{/netabare}まで描かれ、やっぱりラブラブを再認識させられる終わり方となった。
悪友とは、やっとスタートできたと言う感じの話。一般的に友情と愛情は両立しないと言われることもあるが、正にそういう状況からステップアップする話になっていた。最終的に{netabare}浜辺で寝転がって抱き合うシーンは{/netabare}冷静に考えると恥ずかしいが、一番リアリティがあるような気もする。
純情少女とは、更なる飛躍を目指す話。1期でも行われたイメージプレイを期待した主人公は裏切られることになる。最終的に{netabare}二人目を身篭りヒーローショーを見ているシーンが{/netabare}描かれ、一番時間経過の激しい結末となったが、あの内気な少女の結末としては意外性があって面白いと思った。
天然女王とは、次々と夢を叶えていく話。これも1期にあったと思われる{netabare}ごっこ遊びの{/netabare}展開となる。最終的に{netabare}チャペルで行われる結婚式まで{/netabare}描かれるが、最後まで夢を叶え続けた天然女王の最後のシーンは幸せの絶頂を描いたものかもしれないと思った。
我侭娘がメインの話は、女性人が火花を散らす話。と言っても主人公を奪い合ってと言うわけではない。殆ど出てこない主人公の話になったとき反応するのが若干名という状態で、攻略に失敗したときのルートなのかもしれない。
総括すると、幼馴染は「むやみに胸囲を測らせるな」、悪友には「一歩前進するためには超えちゃいけないラインを超えるしかないでしょう」と言ってあげたい。二人は主人公に近しい存在から昇格しているので、制作側がそれをアピールするためにさせているようなきがするので。
本作品はゲームを完全攻略した人が寄り楽しめる作品なのではと思う。
■作品の傾向
ストーリーに記憶は無いが、方向性は1期と同じなのでお奨めする作品も1期と同じ。
前作である「キミキス」、ほぼ同系統の「フォトカノ」その他多数が該当する。
■蛇足:{netabare}
一応キャラの呼称は公式サイトのキャラ紹介ページの文句から拝借してみた。
レビューを書くべきではないと思ったが何か悔しいので書いてみた。
{netabare}そして見て、そして書いた。レビューを書いた満足感より「見てやった」という満足感が大きかった。{/netabare}
{/netabare}