wjk_anima さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
旧き良き日本の息吹きを感じる作品!経年劣化故の風合が堪らない木造建物の造形美★しずる感のオンパレード
1963年の旧き良き日本の時代背景を元に物語が展開されている。
やはり、その時代の風土なのでしょうか…木造建物や乗り物から滲み出ているレトロモダンな雰囲気が堪らない作品です!
ハッキリ云って、物語云々よりも、レトロヴィンテージなテイストを表現している町並みや建物の方にばっかり見取れてしまっていた為、学生同士の色恋沙汰の様な部分を表現されていた事は、ほとんど入って来ません。
あくまでも、1963年の時代背景を再現している建物,乗り物,風土,音楽,などレトロモダンな按排に限り…超絶最高に萌えました!
2011年7月中旬,東宝系にて公開作品!『ゲド戦記』に続く宮崎吾朗監督作品の第2作との事。
【あらすじ】
乗った船が遭難し、行方不明となった船乗りの父と、仕事のためにアメリカに渡ったカメラマンの母を持つ小松崎海は、母の留守中、小松崎家を懸命に切り盛りしていた。
そのころ、海たちが通う港南学園では、新聞部部長の風間俊と生徒会長の水沼史郎が起こす騒動によって、生徒と教師が翻弄されていた。突如として新聞部によって発表される「ミスター・ミス港南」、物理法則をめぐる風間と水沼の賭け、制服廃止運動をめぐる風間と水沼の対立…。こうした一連の騒動を海は冷ややかに見つめていたが、制服廃止運動の敗北の責任を風間が一身に負わされるのを見て、いつしか海は風間を擁護する声を上げるようになる。風間もまたひたむきな海にひかれ、2人は交際を始める。
しかし、ある日、水沼は風間に海と交際しないよう忠告する。水沼が海の母・小松崎虹江の仕事を手伝った際、偶然、海と風間の父親が同一人物であり、2人が異母兄妹であることを知ってしまったのである。水沼からそのことを聞かされた風間は海を傷つけないよう、父親のことを隠して海に別れを告げるが、それでも海のショックは大きく、やけになって不良の広瀬真と交際を始める。広瀬の本性を知る風間は海を放っておけず、広瀬の毒牙にかかりそうになっている海を助けるが、父親のことは話せなかった。広瀬の魔の手から助けられた帰り道、海は偶然、祖父の小松崎島太郎から海と風間の父親が同一人物だと聞かされ、翌日、風間にことの真偽を確かめる。その際の海と風間のやりとりが広瀬の女友達に聞かれてしまったことで、海と風間が異母兄妹であるという噂が学校内で広まってしまい、海は精神的に追い詰められる。海はつらい現実から逃避するかのように旅支度を始め、娘の様子を見かねた虹江はことの真相を海に話し始めた。果たして海と風間の父親は同一人物なのか?