「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(TVアニメ動画)」

総合得点
77.7
感想・評価
2144
棚に入れた
11093
ランキング
602
★★★★☆ 3.6 (2144)
物語
3.5
作画
3.4
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.6

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ネタバレ

wjk_anima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

豪華な声優陣が揃ぃ踏み!モノクマのシュールな笑ぃに要注目だZっ!! クププッww

今夏作品アニメで限られた枠の中での放映の為、かなり超速な展開で物語が進行されている!

ゲームソフトのアニメ化で,ジャンル的には“ ハイスピード推理アクション ”との事らしぃ。視てのお楽しみだ!?

血の色が蛍光ピンクで表現された部分は、とっても斬新であり,ショッキングなピンクであると云える!w

画柄や物語の雰囲気的に見ると、キャラ画に幼さが残っていて(ロックマン風)…小学生向けの夕方放映でも良いのではと疑う所なのだが…放送倫理規定違反やPTAやら親御さんからのクレーム抑止の観点からも、深夜態の放送が無難なのだろう…。

登場人物が多い事により、豪華な声優陣が起用されている部分は嬉しい所であり,正にこれに尽きる!

物語の内容としては、逆転裁判の様なイメージで,誰かがプレイしたシュミレーションゲームを視聴してる様な感覚になる。


最後に,私の主観と致しましては、有名処の声優陣が起用されていない限りは視るに値しない作品であると断言します! 以上、


【 概要 】

「超高校級」と称される優れた能力を持つ高校生ばかりが集められた「希望ヶ峰学園」に入学した生徒達が、「卒業するためには仲間を殺すこと」というルールの元に次々と発生する殺人事件を「学級裁判」で解決していく、推理アドベンチャーゲームを主体にアクションゲームの要素を加えたゲーム作品をアニメーション化。

公式側からは「ハイスピード推理アクション」とジャンル付けされている作品である。クローズドサークル系のミステリー作品としての側面を持つ。「希望」と「絶望」を主軸としたシナリオ、予測困難などんでん返しも特徴となっている。

シナリオを担当した小高和剛は、星海社のインタビューにおいて西尾維新などのメフィスト系を意識したポップな方向のミステリを目指したと答えている。また大山のぶ代の、『ドラえもん』降板以来およそ5年ぶりとなる声優復帰作である。


【 ストーリー 】

どこにでもいそうな平凡な少年・苗木誠は、「超高校級の才能」を持つ現役高校生しか入学出来ない羨望の象徴「希望ヶ峰学園」に「超高校級の幸運」として抽選で選ばれたことを機に、「卒業すれば人生の成功が約束される」というこの学園に入学することになる。

迎えた入学式の日、意気揚々と希望ヶ峰学園の中へ入っていこうとする苗木だったが、玄関ホールに入ったところで急激なめまいに襲われ意識を失ってしまう。

苗木が目を覚ますと、そこは既に学園校舎の教室内であった。しかし違和感はそれだけに留まらず、校舎の窓は鉄板で塞がれ監視カメラとテレビモニターが至るところに設置されて圧迫感に満ちており、校舎全体からも異様な雰囲気が漂っていた。

校舎の玄関ホールに戻ってきた苗木はそこに集っていた他の新入生達と出会うが、彼らもみな同様にめまいに襲われ意識を失っていたのだという。異常事態はそれだけではなく、玄関にはそれまでなかった鋼鉄の扉が設置され外界から完全に遮断されており、苗木達新入生は希望ヶ峰学園に幽閉されてしまったことに気付く。

困惑する面々を前に現れた謎のキャラクター「モノクマ」は苗木達を体育館に呼び出し、「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」という恐ろしいルールを告げる。

これが「コロシアイ学園生活」の始まりであった。

《 ルール 》

校則として存在するルールはモノクマの一存で随時追加されていく。校内では校則は絶対であり、たとえモノクマであろうと破ることは許されない。基本的には以下のルールで殺人の捜査および裁判が行われる。
殺人を行った者をクロ(犯人)とする。
後述のルールで遺体が発見されると捜査開始となり、一定時間捜査が行われる。
捜査結果に基づき、その時点の生存者全員による「学級裁判」が行われる。
学級裁判後の生徒による投票で、クロが犯人とされたらクロだけが「おしおき」(公開処刑)される。クロではない人物が選ばれた場合、クロは「卒業」となり学園からの脱出が許され、クロ以外の全員が「おしおき」される。
共犯がいたとしてもクロになれるのは直接手を下した犯人だけ。

《 校則一覧 》

1.生徒達はこの学園内だけで共同生活を行いましょう。共同生活の期限はありません。
2.夜10時から朝7時までを”夜時間”とします。夜時間は立ち入り禁止区域があるので、注意しましょう。
3.就寝は寄宿舎に設けられた個室でのみ可能です。他の部屋での故意の就寝は居眠りとみなし罰します。
4.希望ヶ峰学園について調べるのは自由です。特に行動に制限は課せられません。
5.学園長ことモノクマへの暴力を禁じます。監視カメラの破壊を禁じます。
6.仲間の誰かを殺したクロは”卒業”となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません。
7.生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、生徒全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。
8.学級裁判で正しいクロを指摘した場合は、クロだけが処刑されます。
9.学級裁判で正しいクロを指摘できなかった場合は、クロだけが卒業となり、残りの生徒は全員処刑です。
10.電子生徒手帳の他人への貸与を禁止します。
11.コロシアイ学園生活で同一のクロが殺せるのは、2人までとします。
12.鍵の掛かってるドアを壊すのは禁止とします。


★《 学級裁判パート 》★

 学級裁判の基本説明

●司会進行役となる議長を置かず(モノクマは原則として立会人)、参加者全員がそれぞれ検事・被告・陪審員を兼ねる。

●それぞれの参加者が思い思いの発言をするのでその中から矛盾した発言を「言弾(コトダマ)」を使って「論破」していく。するとフリートークが展開して議論の流れや展開が変わる。
●議論が発展すると、アクションゲーム風のミニゲームが発生したり、他のキャラからの事実確認や新事実の提示・人物指名なども求められる。入手した証拠から推理した選択肢を選んだり議論内容に対応する証拠を突きつけたりすることで進行していく。
●どの場合においてもミスをすると発言力というパラメータが減少し、0になるとゲームオーバーとなる。発言力は正解を選ぶと少しずつ回復していく(ミニゲームのクリアのみでは回復しない)。
●各選択肢およびミニゲーム中は制限時間が存在し、これが0になってもゲームオーバーとなる。
●ミニゲーム中は、クライマックス推理以外はRボタンを押して集中力を消費することで、状況を有利にすることが出来る。集中力は時間経過により自動で回復する。
●制限時間・発言力・集中力はスキルをセットすることで増加する。また、ミニゲームでは命中精度・推理精度・クリア時間などから成績が算出され、裁判終了時にミニゲームの総合成績に応じたモノクマメダルが入手できる。

〔 閃きアナグラム 〕

苗木が手掛かりとなる出来事を思い出すときに始まるミニゲーム。ある程度決まったひらがながランダムに飛んでくるので一文字ずつ正しい文字を撃ち、事件に関わる重要な単語を完成させる。 命中率は成績に影響し、文字の色によって何回当てればいいかに差があるため、撃ちすぎに注意する必要がある。Rボタンの効果はノンストップ議論と同様。

〔 マシンガントークバトル 〕

意見が対立する人物と議論を戦わせるミニゲーム。リズムに乗って相手のセリフをロックオン&撃破してゆき、最後に決定的な「言弾」を突き付けることで論戦に終止符を打つ。 連続でボタン入力に成功すると徐々にリズムが速くなっていく(リズムの速さは3段階あり、段階によって音楽が違うが、間隔自体は常に固定)。難易度が高い場合、途中から連続で破壊できる数に制限がかかり、同じくリズムに乗せて一発ずつリロードする必要が出てくる。 相手のセリフが画面上に存在しない時はロックオン・撃破は無効となるので、このタイミングでリロードするのがベスト。 Rボタンを押すことでリズムや残弾数を無視して相手のセリフを破壊することができるようになるフィーバータイムに突入する(押し続ける必要はないが一度押すと集中力が0になるまで中断できない)。 このミニゲームのみ、高難易度時に相手が有利となるネガティブタイムが存在し、この間はリズムを取ることが困難になるためこのタイミングでフィーバータイムを使うのが妥当。

〔 クライマックス推理 〕

裁判の最終局面で事件の総まとめを行うミニゲーム。発生した事件の流れの再現がコミックで描かれているが、ところどころ抜けているコマがあるため、不自然にならないようにコマを埋めていく。 すべてのコマを埋めると検証が始まり、途中で間違っていたらそこからやり直しになる。用意されたコマの中にはダミーも含まれている。 また、コマは要所となる絵が丸く切り取られている形となっているので、コマの形から判断することはできない。 このミニゲームのみ裁判後の成績の評価対象にならないため、制限時間が切れるまでじっくり考えることが可能。

【 以上,上記内容は飽くまでゲーム内で繰り広げられる進行状況なのだが、これと同じ様な様相をアニメでも呈する訳である!】


★《 テレビアニメ 》★

『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』(ダンガンロンパ きぼうのがくえんとぜつぼうのこうこうせい ジ・アニメーション)のタイトルで、2013年7月から9月まで「アニメイズム」第1部 (B1) にて放送された。MBS製作のテレビアニメ作品で、ジェネオン・ユニバーサルが製作に携わるのは、2007年の『灼眼のシャナII(Second)』以来約6年ぶりとなる。【全13話】

なお、番組冒頭に流れるオープニングジングルは、「アニメイズム」枠では初となる本作品オリジナル仕様となっている。

★《 音楽 》★

◆オープニングテーマ

「 DANGANRONPA 」(第1話)
作曲・編曲 - 高田雅史

「 Never Say Never 」(第2話 - 第3話、第5話 - 第11話)
作詞 - 小高和剛、西田恵美、Marchitect、JasMace、Tribeca / 作曲・編曲 - 高田雅史 / 歌 - TKDz2b

「 モノクマおんど 」(第4話)
作詞 - 小高和剛 / 作曲・編曲 - 渡辺和紀 / 歌 - 小林幸子 feat.モノクマ

◆エンディングテーマ

「 絶望性:ヒーロー治療薬 」
作詞・作曲・編曲 - スズム / 歌 - スズムfeat.そらる
※第2話、第4話、第6話、第8話、第9話のエンディングでは、苗木とその回の終了時点で死亡している人物がバックに描かれている。第10話、第11話では生き残りを含めた15名となっている。

「 再生 -ribuild- 」(第13話)
作詞 - em:óu / 作曲 - 岩瀬聡志 / 編曲 - 前口渉 / 歌 - 緒方恵美

◆挿入歌
「 ネガイゴトアンサンブル 」(第2話)
作詞 - 中垣雄一郎 / 作曲・編曲 - MOSAIC.WAV / 歌 - 舞園さやか(大本眞基子)

【 登場人物 】

◆苗木 誠(なえぎ まこと)

声 - 緒方恵美

本作の主人公。身長160cm。一人称は「僕」。男性に対しては「名字+クン」、女性に対しては「名字+さん」で呼ぶ。やや引っ込み思案だが、人よりすこし前向きで諦めの悪い性格。学生ブレザーの下にパーカーを着込んでいる。他キャラクターに比べると特筆すべき特徴は少なくトレードマークの「くせっ毛」ぐらい。 特筆すべき才能を持たず、勉強・運動ともに「それなり」で趣味はゲームという何の変哲もない平均的な普通の高校生だったが、そんな平均的学生たちの中から抽選で選ばれ入学を果たしてしまった超高校級の「幸運」。両親と妹(苗木こまる)からは入学を喜ばれていた。 映画・音楽などの好みは「ランキング番組でも見ればその1位になるヤツが大抵そう」だと自称するほどの平凡な人間で、上記の人より少し前向きなことが唯一の取り柄である。そのため、他の超高校級の面々と一緒にいる際に自分の存在が小さいものと感じている節がある。プロローグで登場するWEB上の掲示板でも、学園入学前の実績が皆無である苗木の記述は存在していない。 また、幸運と言われつつも、作中セレスと交わされるギャンブルの話題の中でしっかり搾り取られてしまったり、自分の部屋のバスルームのドアだけ建て付けが悪かったり、面倒事を押しつけられたりすることから、モノクマから「超高校級の“不運”」等と揶揄される。しかしその下地から滲み出る謙虚さ、素直さから全てのメンバーと衝突することなく会話ができており、超高校級のアイドルである舞園からも却って「変わってる」と言われるシーンもある。 学級裁判で犯人が判明しても積極的に犯人を責めたりはせず、責められるべきはこのコロシアイを仕組んだ黒幕であると一貫して考えている。

◆モノクマ

声 - 大山のぶ代

自らを希望ヶ峰学園の学園長と名乗るクマのぬいぐるみ。本作のトリックスター。右半身は白地に点目の可愛らしい顔だが、左半身は黒地で裂けるような赤い目を持ち、鋭い牙を有する。本人は愛らしいマスコットキャラクターを自負しているが、他の登場人物たちはそうは思っていない。 品性下劣でどんなに悲劇的なシーンであっても悪趣味な冗談を飛ばし、生徒同士に殺し合いを行わせたうえ、おしおきと称する残忍な処刑を行っても「ワックワクのドッキドキだよね!」「エクストリーム!」と叫び笑っている。学園の至る所を常に監視しており、何か生徒達に不穏な動きがあれば突然目の前に出現する。 モノクマへの暴行は校則で禁止されており、それを破るとおしおきで罰せられたり、モノクマが爆発したりする。学園内には同じモノクマが多数存在するため、爆発してもモノクマは即復活する。

◆舞園 さやか(まいぞの さやか)

声 - 大本眞基子

超高校級の「アイドル」。身長165cm。5人組の国民的アイドルグループでセンターマイクを務める、黒髪ロングヘアにセーラー服、白いラインの入ったニーソックスという正統派の美少女。 清楚で丁寧な物腰だが言動には一本芯が通っており、真面目なしっかり者として周囲からの信頼も厚い。 苗木の中学校時代におけるクラス違いの同級生だが、高嶺の花の舞園と凡人の苗木との間に接点は一切なかった。しかし苗木が舞園を可憐なアイドルとして強く意識していたことはもちろん、舞園も苗木の優しさが印象に残っていたらしく、苗木が同級生であることを覚えていた。 突然発生した異常な状況において唯一面識のある苗木を信頼し、彼の助手を名乗り出る。苗木が考えていることを直感でズバズバ言い当て、その理由を冗談めかして「エスパーですから」と言っているが、真偽は不明。 名前は明かさないが劇中で「身近に好きな人がいる」らしい。

◆桑田 怜恩(くわた れおん)

声 - 櫻井孝宏

超高校級の「野球選手」。身長175cm。出身は高校野球全国大会の常連校で、エースの4番打者としてチームを優勝に導いた。しかし、真面目に努力することは嫌っており、1度も野球の練習をしないまま高校野球の頂点に到達した野球の才能の塊。 規則で仕方なく坊主頭にしたこともあったが、現在は髪の毛と顎鬚を伸ばし耳にもピアスを並べており、服装も態度もチャラチャラしている。 かなりの女好きで、希望ヶ峰学園に来てからは舞園がお気に入りの様子。モテるために、野球を踏み台にして“超高校級のミュージシャン”となってパンクで世界の天辺を獲るのが夢。 だが、しばらく野球から離れたことで、自分が実は野球が好きだったことに気が付き、前の学校に戻ってまた野球をやることを決めた。

◆霧切 響子(きりぎり きょうこ)

声 - 日笠陽子

超高校級の「???」(彼女のみ自分の能力を明かそうとしない)。身長167cm。長い髪を左側だけ編み、背中側を黒いリボンで結んだ髪型が特徴。常に黒い革手袋を着用している。極めてクールな性格であまり人と関わり合おうとせず、普段から感情を表に出さず単独行動を好む。苗木と同じく入学前の段階で情報掲示板に一切情報が存在しなかった。 推理・調査能力が高く、遺体の検死や殺害現場の調査も物怖じせず淡々とこなす。学級裁判においても、客観的で冷静な態度を崩さず、徹底的に真実を見極めようとする。

◆十神 白夜(とがみ びゃくや)

声 - 石田彰

超高校級の「御曹司」。身長185cm。眼鏡をかけスーツに似た黒い服を着ている。伝統ある家系の跡継ぎ枠を得て、幼い頃から帝王学を叩き込まれ完璧なエリートとして育つ。徹底的な自分至上主義で、他者を徹底的に見下し、あくまで自分本位で傲慢な考え方を持つ。他人の感情を軽視する傾向もある。ただしこの性格は、それを裏打ちする教育・努力によるもので、生まれつき恵まれているなどと思われることは嫌いらしい。 世界を支配する一族の一つとして世界中で起きた未解決事件や報道されない真実、要人たちの秘密などといった「決して表には出ない情報」にも通じている。十神の力に頼らず、デイトレードで築き上げた400億を超える個人資産を所有している。元来の能力の高さゆえに簡単に結果の予想が付く世界に退屈しており、命を賭けた学級裁判も「ゲーム感覚で楽しむ」といった常人ばなれした感覚を持つ。 十神一族の“特殊な世襲制度”で勝ち残った“選ばれた人間”として、常に勝利し続ける宿命と覚悟を背負っている。「戦って勝ち取ったからこその“選ばれた人間”で、最初から選ばれただけの人間など本当の意味で選ばれたとは言えない」という考えを持つ。口癖は「十神の名にかけて」。 事件の核心に近い所まで到達するのだが、苗木や霧切には及ばないため、モノクマに「主人公みたいな雑魚キャラ」等と呼ばれる。

◆朝日奈 葵(あさひな あおい)

声 - 斎藤千和

超高校級の「スイマー」。身長160cm。褐色の肌と豊満なバスト、ポニーテールが特徴。服装は上がジャージ、下がホットパンツであり、右膝に赤いサポーターを巻いている。 スポーツが大好きで7つの運動部を掛け持ちしており、特に水泳部では高校記録を数々塗り替えている。オリンピック候補生にも選ばれた。歴代のアスリート達に関する知識も豊富で、会話でも彼らの格言や座右の銘をしばしば口にする。好きな男性のタイプはジェイソン・ステイサム。 常に明るいムードメーカーだが、行動原理が食欲や運動といった生理的欲求に基づいているため物事を深く考えずかなり天然。そのため学級裁判や事件捜査においては、感情的になったり犯人のミスリードに乗ってしまうこともある。うぶな性格でもあり、下ネタなどを聞くと反応に困って真っ赤になる。他人の恋愛には興味津々で積極的に応援する反面、自身の恋愛偏差値は低い。 朝食にドーナツを食べる程のドーナツ好き。また豚骨ラーメンなどのハイカロリーな食べ物を好む。 同じ体育会系である超高校級の「格闘家」・大神さくらと親友の間柄になり、彼女のことを「さくらちゃん」と呼ぶ。

◆石丸 清多夏(いしまる きよたか)

声 - 鳥海浩輔

超高校級の「風紀委員」。身長176cm。何よりも規律を重んじる真面目で堅物な学生。熱血漢で、努力をしない、または努力を馬鹿にする者には大変厳しい。また友情には厚く、一度信じると決めた相手はとことん信じる純粋さを持つ。 ごく普通の一般家庭出身だが、有名進学校で常にトップの成績をとり続け、品行方正で成績優秀な風紀委員を務めていた。風紀委員らしく、緊迫した状況下でも学園内のルールを決めたり会議の進行を取り行ったりする等、自らリーダー的な立場に出る。 「学生は勉強のプロであるべき!」が信条。学生同士の日常的な会話すら勉強が必要だ、と考えている。また、「学校に休みはあれど、学生と言う生き方に休みなし!」という信念も持ち、休日や外出時でも常に制服でいることを心掛けており、替えの制服を十着持っている。 “天才”を嫌っており、自身が“天才”と呼ばれるのも嫌っている。そのため、努力こそがこの世界の全ての答えであるべきという持論を証明するために、努力によって天才を超えた凡才を目指している。彼が“天才”を嫌うのは、かつて日本国総理大臣だった祖父・石丸寅之助が優れた才能ゆえの慢心から汚職事件を起こし、石丸家を苦しめたのが原因で、祖父が辿った天才と言う悲劇を教訓として、“努力”と言う確実な力を身に付け祖父以上のことを成し遂げようとしている。

◆腐川 冬子(ふかわ とうこ)

声 - 沢城みゆき

超高校級の「文学少女」。身長164cm。飛ぶ鳥を落とす勢いの若手女流作家で、自身の書いた恋愛小説が社会的大ヒットとなり、高校生ながら数々の文学賞を受賞し、ベストセラーを連発している。おさげ髪に眼鏡が特徴。服装は標準の長さのスカートの学生服を着ている(他の超高校級のメンバーの制服とは異なる)。 血が苦手で血を見ると気絶してしまう。純文学しか認めず、漫画やライトノベルなどは「読む価値なんてない」「不潔な使い捨て文化」として嫌っており、また自分がそうした性癖を持つと見られるのを嫌がる。そのため、山田とは極めて仲が悪い。 父親が一人で母親が二人という複雑な家庭環境に育ち、なおかつ過去の学生生活において悲惨な体験を重ねていることもあり、性格は不安定で悲観的な思考をしており、精神構造にとある深刻な問題を抱えている。発言は神経質で被害妄想が激しい。また被虐嗜好の傾向もあり、惚れ込んでいる十神白夜の命令ならば客観的に無茶なことでも実行しようとする。

◆大和田 紋土(おおわだ もんど)

声 - 中井和哉

超高校級の「暴走族」。身長187cm。日本最大最凶と称される暴走族のヘッド。金髪のリーゼントが特徴。 関東を制圧する巨大暴走族「暮威慈畏大亜紋土(クレイジーダイアモンド)」の二代目総長を務め、全国の不良の憧れの的。2歳年上の兄の大亜(だいあ 声 - 小西克幸《テレビアニメ》)はこの暴走族の初代総長で、ダイヤモンド(“大亜”と“紋土”)兄弟として地元では有名。少年鑑別所への入所歴もある。 幼い頃から兄を尊敬して育った。自らを極悪非道の男と称するが、義理や人情にとても厚く面倒見が良い等、根は真っ直ぐな熱血漢。 緊張してくると怒鳴ってしまう癖があり、その所為で女性への告白も上手くいかない。現在、10連敗中。言動が荒いため誤解されることは多いが、兄の教えにより「男の約束」はたとえ自分が不利になろうとも絶対に守ると心に決めており、女性にも絶対に暴力を振るわないと決めている。 全てを捧げた“暮威慈畏大亜紋土”を卒業した後の未来に不安を感じていたが、苗木の言葉に世界一の大工を目指す決心をした。 本作と開発元が同じゲーム『喧嘩番長Bros. トーキョーバトルロイヤル』にも「超高校級の暴走族・大和田紋土」と「超高校級の総長・大和田大亜」としてゲスト出演している。

◆大神 さくら(おおがみ さくら)

声 - くじら

超高校級の「格闘家」。身長192cm。「オーガ」とあだ名されている。霊長類ヒト科において最も最強に近い女子高生。勇ましい顔立ちと他者を圧倒するような体格、筋肉質の外見だが歴とした「女子高生」で、きちんとセーラー服を着用している。一人称は「我(われ)」。 武道家の父の影響で武道を会得し、乳母車に乗るよりも前に戦いを始めたという武勇伝を持ち、総合格闘技を極めることを人生の目的とする。 既に肉体そのものが凶器であり、その気になりさえすれば一撃必殺の高い実力を誇る。だが強面に反し性格は穏やかな人格者で、協調性が高く素行も実直かつ真面目。自分が傷つくことは全く厭わないが、仲間が傷つけられた際には激昂する。同じ体育会系の朝日奈葵とは親友となっており、彼女からは「さくらちゃん」と呼ばれている。

◆山田 一二三(やまだ ひふみ)

声 - 山口勝平

超高校級の「同人作家」。身長170cm。頭部は栗のようになっており、丸々と太った下ぶくれ体型をしているが、足だけは妙に細い。いつも着用している丸眼鏡とリュックも特徴。 以前在籍していた学校の文化祭で、自作の同人誌1万部が完売したという偉業を達成した伝説を持つ(ただし山田曰く「僕の芸術を理解しないクラスメイト達」からの「文化祭が汚された」とのクレームもあったという)。アニメ『外道天使☆もちもちプリンセス』とそのヒロイン、プリンセスぶー子に心酔している。フィギュア作りもしており手先は器用だが、字は悪筆。 好物はスナック菓子であるポテトチップスとコーラ。相手を「フルネーム+殿」と呼称する癖がある。 パロディ発言やネタ発言も多いが、対人関係に壁を作ったりせず、周囲には溶け込んでいる。女性は二次元限定と決めており、三次元の女性には一切興味がないと豪語するが、実際は密かに三次元の女性に興味を抱く様子も見られる。

◆セレスティア・ルーデンベルク(Celestia Ludenberck)

声 - 椎名へきる

超高校級の「ギャンブラー」。身長164cm。名前を含めて全ての経歴が自称。ゴスロリ服を着用している。 ウソの天才でギャンブルには天性の才能を持っており、麻雀・ポーカーなどの対人戦で連戦連勝しており、生まれながらにして負けることはないのだと語る。かつて「キングオブライアー」と呼ばれる相手の資産を奪い合う大会に参加したなど、どこかで聞いたような過去を多く持つ。彼女との勝負で全財産を奪い取られ、人生が破綻したギャンブラーも多数存在する。 十神と同様に学級裁判にはゲーム感覚で参加しているため、校内でどんな事件が起きようともほとんど動じない。常に人を食った態度と言動で自分のペースに持ち込もうとする。普段は常に微笑を浮かべ丁寧な言葉遣いをしているが、怒ると豹変し中指(アニメ版では人差し指)を立てて口汚く相手を罵倒する。 学園からの脱出を望む他の人物たちと異なり、学園生活に満足を見出し順応しようと発言している。 フランス貴族とドイツ人音楽家を両親に持つと自称するが、出身は栃木県宇都宮市であり、本人曰く「下品で臭い」餃子が大好物。 人をランク付けする癖があり、大半の人間がDランク(何の興味も湧かないレベル)である中、苗木を学園内唯一のCランクに認定する。B・Aランクの人間は学園内はおろか世界のどこを探しても存在しないため事実上の最高ランクであり、更にB・Aランクへと登り詰める可能性すら感じるという。

◆葉隠 康比呂(はがくれ やすひろ)

声 - 松風雅也

超高校級の「占い師」。身長180cm。占い界で“超新星”と呼ばれ、新風を巻き起こした人物。全方向にまとまりのないドレッドヘアが特徴で、素足に草履履き。相手を「名字+っち」で呼び、語尾に「だべ」をつけるのが口癖。 「綺麗な字には神が宿る」という信念を持っており、かなりの達筆。常にポジティブシンキングであり、マイペースで飄々とした態度を崩さないが、実は臆病な性格。幽霊が1番苦手で、話を聞くだけでも怯えてしまう。 彼の占いは必ず3割の確率で的中する。説明書では2割とあるが劇中で自ら「20%、もしくは30%の確率でぴったり的中!」と述べている。実際に、各界の重要人物の顧客もいるらしい。道具も数秘術も使えるが、中心とする占いの手法は“インスピレーション”。占い師ではあるが「オカルトは嫌い、でも商売事に関しては別」と言い張っており、苗木を混乱させた。 理由あって3度の留年を経験しており、入学時で既に20歳となっている。バカ・アホといった直接的な表現には過敏に反応するのに対し、少しでも婉曲な表現になるとアッサリ認める。本人曰く「俺は自分の過ちを認めることを恐れないタイプ」。金銭感覚と倫理観の緩さから、インチキ臭い品に億単位の金を出費したり、金持ちの娘から大金を引き出そうと脅しをかけたところヤクザに追われるはめになり、臓器売買を迫られるほどの借金を作ったりもしている。

◆江ノ島 盾子(えのしま じゅんこ)

声 - 豊口めぐみ

超高校級の「ギャル」。身長169cm。女性向けファッション雑誌のカリスマ読者モデルとして、全国の女子高生のファッションを牽引している。ボリュームのあるツインテールにウサギのヘアピンを付け、胸や足を露出した制服を着こなす。手には赤い付け爪をしている。 いかにも「イマドキの女子高生」といった印象を与える軟派な言動が特徴だが、性格は直情的で、モノクマにも食ってかかる。 見るからに草食系男子の苗木に肉食系女子を紹介してくれると言う。一方で野宿生活をしたことがあるなど、殺伐とした過去も持っている。

◆不二咲 千尋(ふじさき ちひろ)

声 - 宮田幸季

超高校級の「プログラマー」。身長148cm。小柄で小動物を思わせる雰囲気を持っており、実年齢よりも大幅に幼く見える。一部には「熱狂的なファン」が存在するらしい。深緑の服に、膝よりちょっと上くらいの丈のスカートを着用している。 気弱な性格でおどおどしていることが多く、少しつつかれるとすぐ謝り、時には泣いてしまう。自分が弱いことにコンプレックスを持っている。また、女性は苦手にしているが、男性には誰にも気易く話しかける。 蚊に刺されても「蚊も生きているから」と叩き潰さずそのまま血を吸わせるほどの心優しい性格である。柔和で意志も薄弱に見えるが、コンプレックスをバネにしようとする意志の強い部分も見られる。

◆戦刃 むくろ(いくさば むくろ)

超高校級の「軍人」。コロシアイ学園生活の“16番目の高校生”である謎の人物。 プロの傭兵集団“フェンリル”に所属していた過去を持ち、非常に高い戦闘能力を有するとされる。 『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』に収録された「ダンガンロンパIF」では主人公を務め、彼女らしい活躍を披露している。

◆霧切 仁(きりぎり じん)

声 - 山口勝平(ゲーム・特典ドラマCD)、小山力也(テレビアニメ)

希望ヶ峰学園学園長。苗木ら学生達による寄宿生活プログラムを計画立案した人物とされる。だが、終盤までその動静は謎に包まれている。小説『ダンガンロンパ/ゼロ』で主に活躍する。

◆ジェノサイダー翔(ジェノサイダーしょう)

猟奇的かつ残忍な手口で殺人を繰り返す凶悪殺人鬼。通り魔的犯行を繰り返しており、証拠も残さないため容疑者の絞り込みが出来ず、いまだ逮捕されていない。「ジェノサイダー翔」という名前はネット上で与えられたあだ名で、その存在も半ば都市伝説化しており、実在自体が怪しまれている。自身の犯行現場には必ず被害者の血で「チミドロフィーバー」という血文字を残す。

◆ケンイチロウ

大神さくらが認めた唯一のライバル。さくらとの再戦の機会を心待ちにしているという。色葉同様、公式ファンブックおよび公式ホームページでダウンロードできるスぺシャルカスタムテーマで姿を確認できる。また、『スーパーダンガンロンパ2』に収録された「ダンガンロンパIF」のセリフ内で登場を果たしている。

◆色葉 田田田(しきば さんた)

人類史上最大最悪の絶望的事件にて、絶望の末に命を落とした超高校級の「植物学者」(モノクマ談)。希望ヶ峰学園5階の植物園で育てられている雑食植物「モノクマフラワー」は彼が品種改良を積み重ねて作り上げた植物である。公式ファンブックおよび公式ホームページでダウンロードできるスペシャルカスタムテーマで姿を確認できる。

投稿 : 2013/09/27
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