buon さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
憧れた全てがつまっている
ああ、こういう作品を名作って言うんだな。そんな安っぽい言葉でしか表せないのか。
音楽・友情・青春・家族・恋・愛とか、ちょっとした笑いとか、そんなものが詰め込まれた、
アニメの理想・頂点・最高峰・夢・野望、なんかそんなもんが具現化されたような作品。
◆1クール、12話
◆漫画原作
※要スルー、要未読、不要クリック、心の叫び → {netabare}
ドラマチック過ぎだろおぉーーーーー、マジで!?ふざけんなよ、なんだよこの展開。ハチクロよりも複雑なのに明確な恋愛群像劇とか??何んだこの不幸な背景!???ふざけんなよ、11話の展開!?!?何でこいつらがこんな不幸にならなければいけないんだ!!何で学生運動なんてクソみたいなもんに恋愛が巻き込まれなけりゃならんのだ!!!?音楽やってチャラ男やってろよ、ジュンにぃ、いいヤツぶんな!!!!!何だこの腐女子もノンケも喜べるような展開は!?少女マンガなのに、キャラデザ良すぎるだろ!!せんたろうイケメン過ぎるわ!!!男のオレも惚れるわ!!!けど一番はしずかちゃんwwwっていうか、福岡に住んでるオレにドンピシャ過ぎるだろ!?何だあの訛り、アリだ!!実際、あんな感じだ!!!茨城育ちだからようわからんが。これは聖地巡礼しろってフリか?フリなのか??オレは行くべきなのか、行ける内に。ピアノもやってたよ、挫けたよ、当て付けか!??ちゃんと笑いもあって、かわええ女の子も登場して、何なんだよこの作品!?作画と音楽の評価に5点付けたいだろ!!!!!物語も付けたいけど、そこは我慢。っていうか、5点は付けないポリシーなんだよ!?ふざけんな、メチャクチャ面白いよーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
{/netabare}
※情熱に包まれたド贔屓目ネタバレ感想 → {netabare}
おもしろい。
音楽系の原作の最高峰。高校青春ものの変化球頂点。王道でもあるかも。
---あらすじ---
横須賀から長崎に転校してきた高校1年生のメガネかおる、ピアノが弾ける。
転校を繰り返し、人と上手く馴染めないようで、周囲の人間のガヤガヤに包まれると吐き気がする。
それを避ける技が屋上に行くこと。
いつものように吐き気がしたので屋上へ向かい、1年生のヤンキーせんたろうに出会う。ドラマー。
彼はジャズが好きなのであった。
----------
特徴
◇音楽
◇演奏中の作画、それ以外も作画がイイ
◇無駄のないストーリー
◇リアル系のキャラデザ、眼以外
◇リアル系の動き、ストーリー、ぶっ飛んでいるものはほとんどない
◇無情、避けられないものには避けられない
ドラマチック過ぎることを除いたら、現実的で地に足の着いた内容。小説とかでもありそう。
良い点
○言わずもがな
微妙な点
●あのアイドル
●落としどころ
●萌えなし
のし上がったアイドル、落としどころは好みによっては微妙かもね。
オレは嫌いじゃない。
正直、良過ぎて言うことない。
強いて何かを言うとすれば、
音楽系の原作って大抵失敗する。
何でかって言うと、原作を読んだ人間の脳内で流れるメロディが読み手によって異なる。
なので、原作を先に知っていると、アニメなり実写なりを観ると必ずガッカリする。
さらに、実写で必ずガッカリすることの一つは、演奏中の描写。再現が不可能だから。
演じている人間と演奏中の人間が別だと分かっていると、冷めてしまう。
絶対演奏に必要な手や足の動きは、俳優のものでは見せない。仕方ないことだが。
歌声もあるのであれば、より再現の可能性は砂浜に落とした砂粒を探すくらいに難しくなる。
そんな訳で、BECKの実写版を観るのは、私が幽霊になってからと思われる。原作しか知らんが。
アニメならできるかというと、そういうわけでもない。
のだめを観たとき、なんか違うと感じたから。先にドラマを観たせいでもあるが。
では『坂道のアポロン』はどうかというと、実写では絶対できないことをやってのけた。
キャラクターが演奏し、演奏に必要な動きを、頭と胴体と四肢、指先とつま先をくっ付けたままやってしまった。
・・・スウィングガールズは良かったかも。うろ覚えだが。
原作知らんから原作読者とのイメージの違いはわからんが、
この作品はこのノンフィクションの世界にある音楽を作中で演じている。
それは、イメージとの再現性のかい離を防ぎ、多くの読者の理想から遠いモノとはならないだろう。
アニメは声優もいる。ミュージシャンもいる。だから何の作品もできるかと言うと、
そんな簡単なものではない。
音楽ネタのアニメは、Taritari、けいおん、あと、のだめを少ししか観てないが、
まあ他のアニメでも『演奏の動き』というか『ライブ感』にリアリティーを求めている作品を知らない。
ハルヒや空の落し物、えーと、演奏しているシーンがあるのはまあ腐るほどあるけど、
それはどれもこれも雰囲気までしか表現していない。
要するに、この作品は他の作品ではできないことをやってしまった。
それも、演奏だけではなく、ステキなストーリーも合わせて。
私はアニメを観るとき、「~しながら」観ることが多い。飯を食ったり、横になったり。
実際、この作品のOPを観るまでは横になっていた。
OPを観て、ストップ。
その日は視聴をやめ、翌日、観る前に顔を洗い、正座、までしなくても座り直しました。
イントロの時点で「神が来た」そう思い、OPが終わる頃には「神アニメが来た」と思いました。
この『神』って表現メチャクチャ嫌いなんだけど、この作品では素直にそう思ってしまった。情けないが、仕方なくも思った。
このサイトを利用して、シュタゲ、かみちゅ、と素晴らしい作品に出会わせてもらったが、
また出会ってしまった。
神という表現が嫌いと言っておきながら、神に関連しそうな作品が好きなんだなww
・・・シュタゲを運命の神と捉えるのは、無理があるか。
アニコレに感謝感激、雨あられ。
このサイトを頻繁に利用できるのはせいぜい10月ぐらいまでだったから、その間に出会えて良かった。
この作品をオススメしない相手は、
★萌えがないとアニメを観れない
★青臭いのが嫌い
な人かな。
少女マンガの方が青春臭さが顕著なのが多いかも。私は好きです、少女マンガの青春。
君に届けとか、バナナフィッシュとか面白いし。・・・それぐらいしか読んだ記憶がないがw
NaNaは粘ったけど、妊娠したあたりから興味が失せたww
坂道のアポロンは何回観ることになるかな。円盤もサントラも買いたいです。
神よ、ありがとうwww{/netabare}