Lovin さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
見た感じ
■概要
レンタルDVDで視聴。原作ライトノベルは未読。猫族宇宙人と犬族宇宙人がやってくる話。
ある日突然やってきた猫族の宇宙人は地域に馴染んだ証として酒を勧められてしまった。眠ってしまった所を主人公の家に運ばれ朝を迎えてしまう。
それを皮切りに宇宙人排斥派、宇宙人容認派、猫族宇宙人、猫族と争っている犬族宇宙人が次々と現れ、それぞれの組織の思惑が交錯した地球規模の騒動まで発展してしまう。
本作品は1クール12話で構成されている。なおサブタイトルは毎回全てひらがなで、微妙に間違った日本語になっている。
■主な登場人物
主人公:気弱でオタクだが行動力は意外にある少年。
猫族宇宙人:ある目的のために来たが馴染み過ぎてしまった少女。
幼馴染:父親がCIA関係者で自らもその職に憧れている少女。
眼鏡っ子:主人公の級友で無名邦画マニアだが実は工作員の少女。
猫コス少女:長い名前を持ち重いカルマを背負った大富豪の少女。
主人公の親戚:気さくで意外なパイプを多数持つ親戚のおじさん。
主人公の担任:主人公が所属する映像部顧問の美人教師。
■感想
視聴前の期待度は3段階で★★★と若干高め。何故かジャケットにそこはかとない希望染みたものを感じたので高くなったが、その期待はあえなく打ち砕かれた。
序盤の戦闘シーンはそこそこ見応えがあってよかったと思う。中盤の日常シーンは登場人物を眺めれば何となく想像できるがハーレム展開で主人公の優しさが光るエピソードが並んでいる。
本当は猫族宇宙人や犬族宇宙人など登場人物は意外に多く列挙すると切がないので主観で選んでみた。聖地は沖縄で登場人物の姓も沖縄特有のものが多く普通に漢字で見ると読めない。
あと多数のロボットが登場するのだが、案外個性がありいい奴が多いので一体手に入れたくなってしまう。
■作品の傾向
日常はコミカルに描かれることが多いが戦闘では真面目に描かれており、終盤では意外な友情もある作品なので、猫好きの方、冒険好きの方にお奨めする。
猫との交流という意味では「にゃんこい!」その他多数の作品が近いと思われる。
冒険という意味では「未来少年コナン」、「不思議の海のナディア」その他多数の作品が近いと思われる。
■蛇足:{netabare}
OPの海中を描いたシーンは若干綺麗だったような気もするが、最終話の中途半端感は残念でならない。
{/netabare}