タナボソ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
萌えが足りない…って何でや!エドもアインもかわいいやんけ!
2071年太陽系を舞台に賞金稼ぎたちの活躍?を描いたアニメ。
基本一話完結で、バラエティに富んだエピソードが展開されます。
必ずしもハッピーエンドには終わらず、上手く行くこともあれば行かないこともある。
むしろ苦めの結末を迎えることが多いかな。
だけど主人公キャラたちはこの苦さ悲哀も甘んじて受け入れる。
おっさんおばさん(失礼)ならではの割り切りや寛容さで。
SFではあるのですが、テラフォーミングされた惑星、衛星群は、
現在の地球を反映させたようなバラエティに富んだ人種の移民たちが生活するため、
中国の裏路地や寂れた漁港、アメリカ西部かメキシコ風の荒野・砂漠地帯などに
未来的意匠がミックスされた独自の景観を成しており、
テンプレSFとは一線を画す舞台背景になっています。
主要キャラは、元ヤクザのスパイクに、元警官のジェット、
借金を抱えて転がり込んでくるフェイ、天才ハッカーのエド、
データ犬ウェルシュコーギーのアイン。
アウトサイダーろくでなし、根無し草ばかり。
主人公たちはその時の気分、個人的こだわりを優先させて行動するため賞金首を逃すこともしばしば。
とは言え利己的なkzではなく…いやフェイはところどころkzだけどw
ベタベタしすぎない仲間意識、人情味があったりします。
社会的正義とかに依るでもなく、ドヤ顔でかっこつけるでもなく、
遊び心に満ちた軽口を叩き、自由に生きるスパイクたちは見ていて気分が良いです。
映画やアニメ諸々視聴の蓄積浅い自分が言うのも説得力薄ですが…
これはきっとセンスがいいアニメってやつです。
テンポ、ノリ、音楽、アクションが非常に秀逸で、観ていて気持ちが良い。
ストーリーだけで楽しむアニメとは違う、複数回の視聴に耐える作品だと思います。
以下余談
{netabare}これを書くに当たり
菅野よう子 元ネタ
でググって久々に関連記事見てみたんすが、かなりアウトなのあったですね
DJ Food - Let The Good Shine
Tank!のDJ Foodリミックスあったよね?
もちろん依頼したの菅野女史ではないだろうけど…
天然って怖ええ(ノ∀`)
{/netabare}