退会済のユーザー さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
「風呂に入ってきました!」
おそらくジブリのキャラの中で一番渋くてかっこいいのがこの物語の主人公ポルコだろう。台詞がいちいちかっこいいんだよこれが。
「飛ばねえ豚は、ただの豚だ」
この台詞はラピュタのあの滅びの言葉と同じくらい皆知ってるはず。キャッチコピーは『カッコイイとは、こういうことさ。』 おkっすよ、糸井さん。相変わらず良い仕事してくれとる。
一番好きなシーンはポルコがジーナの所に飛行機で挨拶に来る所。赤い飛行機が旋回する様は鳥が自由に飛びまわるかのようで、それを見たとき何故か求愛ダンスみたいだなと思った。ダンスじゃないけどさ。
ジブリに出てくる女性は綺麗で強くて働き者だが、ときどき見せる弱さにぐっとくる。空賊の連中がジーナにデレデレで可愛いのがまた…いいね。みんなで「風呂に入ってきました!」っていうセリフ結構好きだよ。最後の決闘で殺し合いではなく殴り合いをするのがこの作品の良いところだね。平和に、穏便にやりましょうや。まずは話し合い、それでもだめならグーで殴り合い。武器なんか捨てちまってさ。
ポルコが豚になったのはなぜなんだろう。戦友が皆死んだのに自分だけ生きて帰ってきたのが嫌だったのかな。紅の豚は大人向けなんで今一つメッセージを受け取ることができなかった。そもそもそんなに深く考える作品でもないような気がするが。うーむ、フィオのお尻くらい懐が大きくなってからまた見るとしよう。
ああ、そうそう「ジーナさんの賭けがどうなったかは、私達だけの秘密…」ってどういう意味なの。気になるからやめてくれ。これについてもまた今度考えるとしよう。
最後に、尻メツレツな文章を読んでくれてありがとう。