「ソードアート・オンライン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.4
感想・評価
12975
棚に入れた
46813
ランキング
53
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

H×Hのグリードアイランドみたいなリアリティがあれば、もうちょっとはまったかな(+FF5ソロでラスボスバトル)

ネタにしか見えない病をこじらせたせいで、1クール目は薄っぺらに感じてしまった。
あと(・・・ググり中)『ルサンチマン』という漫画(1巻だけだが)を読んだせいで、
1クール目を観始めた当初はリアリティを微塵も感じなかった。

メチャクチャ人気でネトゲが題材だったから避けていたが、
避けていたものを観るマイブームで観てみました。

◆2クール、全25話
◆ラノベ原作

※ネタバレオンパレード感想、あと酷評だから好きな人は注意、主観まるだし

{netabare}
名作ではないな。が「プレイヤーとキャラクターは一緒なんだ」のくだりは名言。

ちなみに表題の通りでしたらSAO編(1クールちょい)で終わってました。

この作品は、ネタにしか見えない病をこじらせる私のような人は楽しめないと思う。

ネトゲ廃人に偏見があるから、そのイメージとかけ離れていて全然のめり込めなかった。
けどネトゲも今じゃ普通のゲームみたいなもんだからプレイヤー層は幅広いだろうし、
かわええ子やイケメンがいてもおかしくない・・・のかな?よくわからんが。

けど、なんだかんだでリアルの世界に行ってからはかなりのめり込めた。


特徴
◇SAO編はバトルロワイヤルっぽい縛りとルサンチマン
◇ALO編はルサンチマンと記憶操作の開発段階
◇要するに両方とも一応ネトゲ
フィクションで仮想現実(フィクション)の世界の話?
死んじゃったりするけど。

微妙な点
●ネトゲとリアルで感覚も時間も同じなら、ヒゲとかトイレとか、あとエッチでもしようものなら・・・
●なんだかんだあってもヒロイン固定
●強さって何?
変にリアリティを追究すると、違和感に満ちてしまう。
リアルとフィクションの設定の噛みあいをどう捉えるかで評価が一転。
私はその噛みあいが悪いと受け取った側。

特に食事の描写では高いスルースキルを発動させないと、ログアウトしそうになってしまう。
あと、痛がる描写。
フィクションの世界のネット内で怪奇的な殺人事件モドキとか、何かもう。

魅力的なキャラがたくさん出るのに、ヒロイン固定なのは。けど、そうじゃないとALOないか。

強さに関しては、よくわからないんだけど、MMOのソロプレイって、
ドラクエ、FF、ロマサガのソロプレイ級の難易度なんだよね、きっと。
オレ、ドラクエ3で言えばゾーマ倒す自信ないよ。もっと前のヤマタノオロチとかでくじけるかも、あとマヒや即死系はきつい。まあ、SAOも一人でラスボス倒したわけじゃないし、マヒで困ってたしね。

仲間キャラと敵キャラでキャラデザが露骨なのもマイナスだったな。
それともう1つ、
●ALOの設定(ボスも含め)とラストは色んな意味で悪い方にぶっ飛び過ぎ


イイ点
○作画ええ
○味方キャラの脇役ええ
○戦闘まあまあ
2話のマンモス狩りみたいのはよかった。
あと、ユイとすぐ、かわええ☆☆☆☆☆


ALOの方が楽しめた。SAOあっての楽しさだが。

SAOだと、1層目であんなに苦戦したのに何か知らぬ間に階段を上るかのように上がってた。
時間経過はあるものの、何か味わいがなかったな。
あと「精神と時の部屋」方式かつ誰も死んでない設定だと思ってたのに、マジだったとは。
時間経過も人が死ぬのもいらないじゃん。その点にはリアルを求めなかったわ。
そうするなら、もういっそ、体は生身で行動がゲームシステム縛りみたいな感じにして欲しかった。
あと、誰かをマッドサイエンティスト、って本当にそう思ったのは初めてw

ALOだと最初からチート設定だし、強いのもなんか納得。
目的地に地道に近づいている感じもあって、ワクワクした。

が、しかしあのラストのせいでALOの総合評価はガタ落ちww

というか、何この25話?? ハーレムアニメ言われるゆえんだな。直葉かわいそ過ぎだし T_T
それより、大量マインドコントロール未遂と大量殺人の軸であるヴァーチャルMMO広げる主人公とか。

あと、SAO編で1話最高という評判だが、実は1話では何とも思わず、
2話のバトルとか人間模様がおもしろかったので1番好き。


一度観てみようかなって思ったが、自分には一回で十分でした。
単純に好みが分かれる作品なので「誰々にオススメ」って上手く言えないっす。
強いて誰かにオススメするなら、
・王道が好きな人
・非常に熱中しやすい、あるいはスルースキルが高い人
・ルサンチマンを読んでない人
かなwww

どうでもいいことだが、ALOじゃなくてAHOじゃないのかな、カッコ悪いけど。
あるいはAlO。(Lは小文字、けどそれだとIの大文字と間違えるか)

ひとつだけ言わなければならないことがある。リアルの妹を持っているオレだが、
直葉はアリだ。・・・ではなく一番だ。{/netabare}



蛇足、細かい評価、観る前の先入観と観た後とかなんか色々 → {netabare}

【イメージ → 結果】
・バトルもの → まあまあ、ときどきかなりイイ
・主人公無双 → 一振りで敵を全員なぎ倒すみたいなことするかと思ってたが、そうじゃなくて良かった
・ネトゲ → うん?
・恋愛もの → まあ、そうだね
・ハーレム → えっ、モテるけど違くね?・・・最後を除いて
・名作 → 作画は名作級

【主?な戦いの好み】(なんか見落としたかも)
SAO
◎1層のボス
◎トラップ
×サンタさん(描写はないが)
○シリカ編の盗賊団
△ドラゴン
●二刀流開眼
▲団長
△「おまえ、仕込んだな」・・・毒を盛る
○骨
▲ラスボス

※評価はイイ方から ◎>○>△>●>▲>× の順

ALO
▲最初の戦闘
◎2×12
○キリト×サラマンダーの将軍
◎キリト×大勢
△大勢×大勢
×ラスボス

【予想 → 結果】
SAO
<時間>
精神と時の部屋方式か、リアル浦島(正確には作品内でのリアルタイム)なら前者でしょ → リアル浦島

<生死>
まあ殺す必要ないから生きているだろう → 約4千人死亡

ALO
<結婚>
さすがにあのゲスとはないっしょ → なくてよかった、キリトともw

<恋>
妹の恋は沈没、アスナルートだわな → イラっ{/netabare}



超脱線「ネタにしか見えない病」って? → {netabare}

オレの自覚症状だから別に共通のものかは知らないけど、文字通り、
「観たり聴いたりする対象がお笑いのネタ、あるいは三文芝居としか受け取れなくなる」こと。
具体例を挙げると、
・リアルの人間がフィクションを演じる(ドラマ、映画)
→ 高確率で発症、しかし人間も演技も一流あるいは本物と感じると症状は出ない
・スポーツ
→ 発症しない、プロレスも八百長も突き抜けていれば発症しない
・人間以外の視覚できるものがフィクションを演じる(アニメ、人形劇)
→ ほとんど発症しない、フィクションなので身構える必要がなく何でもあり
・フィクションの層が多い(SAO、観たことないがドットハック)、アニメ・ネット・設定とか
→ わけわからなくなり発症w
・ラブソング
→ 高確率で発症、最近では映画やアニメのテーマソング以外は歌詞があるだけで発症しやすい
・インスト
→ ほとんど発症しない
・アイドルのアイドルっぽい歌、AKBの「あいうぉんちゅー♪」とか
→ もはやネタなので発症しない、っていうか突き抜けているとアリw

要するに、鼻っからフィクションだとネタと思う必要もなく、
人間がフィクションを垂れ流すとネタと思ってしまうが、
人間がフィクションをやっていようと本気ならネタに見えなく、
フィクションがフィクションでフィクションするとわけわからなくなってネタに見えるwww

って全然要約してないしw
要するにww、オレがネタと思ってしまうかそうじゃないかってこと。
そういうのって、あるっしょ?
そのネタと思うか思わないかってのが、物語を楽しんだり、感情移入するのに重要ってこと。以上{/netabare}


追記、FF5でネオエクスデスを一人でやっつけようとしてみました → {netabare}

残っているデータでやってみた。
レベル:45
「すっぴん」でのステータス
HP:2300~2700(モンクをマスターしているキャラ)
MP:290~380(黒・白魔道士をマスターしているキャラ)
ジョブ:4割程度マスター

<挑戦1>
ものまねし:白・時・召喚(源氏シリーズ装備)
→アイテムがなく、MP枯渇で終了

<挑戦2>
すっぴん:白・時(リボン・まもりの指輪 装備)
→ディスペル地獄と相手の攻撃のタイミングが合い、終了

<挑戦3>
すっぴん:みだれうち・うたう(リボン・まもりの指輪 装備)
→「えいゆうのうた」をうたうも、まもりの指輪のリジェネ効果のためかエクスデスの攻撃がリジェネの回復量を上回らず、なぜか永遠とうたい続け、ネオエクスデスにすらたどり着けないどころか倒されることもなく、リセット終了

<挑戦4>
すっぴん:ジャンプ・のむ(ひりゅうのやり・ホーリーランス・リボン・まもりの指輪 装備)
→えいゆう・ちから・スピード(ヘイスト)・プロテスドリンクなどを駆使し、順調に行ったと思ったが、HPが減り、ディスペルをくらい、エリクサーを使おうとする間に攻撃を受け、終了

<なんか腹立ったので2人で挑戦>
すっぴん:のむ・白(けんじゃのつえ・イージスの盾・リボン・まもりのゆびわ装備)
ものまねし:時・白・召喚(ウィザードロッド・きんのかみかざり・残りは源氏シリーズ装備)
→「のむ」は本人にしか使用ができないことが判明w すっぴんが回復、ものまねしが「クイック」「シルドラ」でごり押し、余裕でネオエクスデスをやっつけた

結論:ソロプレイって無理じゃねw 少なくともFF5で
レベル99、すっぴんマスターでも倒せる自信ないっす。
{/netabare}

投稿 : 2013/09/13
閲覧 : 388
サンキュー:

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