空野 落 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
友達を作ることをまだ目的としてやってた…のか?
2期も見たのでとりあえず1期の感想
一応建前は友達のいない哀れな高校生達が、部活動で友達を作って青春を謳歌しようと努力する話。
本音はヒロインたちが友達作りよりも、仲間と主人公を奪う争奪戦を行う話。
1期は各ヒロインの登場と、夜空と星奈をメインに部活動という名の遊びを行うのがおおまかなストーリーだ。
メタ発言や性格に癖があるヒロインたちのおかげで日常会話は面白く、イベントも多いため飽きない。
ただ、メイン2人は台詞や登場シーンが多いが、マリアや幸村はいるだけであんまり会話に入ろうとしない。
小鳩は主人公好きだし、理科はこの時はただの変態で、とにかく属性キャラを出せば大丈夫という感じだ。
別に私は属性キャラを出せばいいやという流れはそこまで悪いとは思ってない。(むしろハーレム系の作品には差別化を図るため必要不可欠になってきている)
ただ、扱いがキャラによって違い、ヒロイン同士の掛け合いはほぼない。(メイン2人はよく絡むが…)
なので友達を作るのが目的なのに、部員同士によりコミュニケーションがないのは不自然な感じである。
実際は主人公の争奪戦をやっているのが本音なので絡みがないは当然なのだが、個人的にはしっくりこなかった。
総括
2期を見た後で1期をみるとまだ微笑ましさがある。
理由は癖のあるヒロイン同士が仲よくワイワイやってる感じ前面に出ているいるからだ。
2期になるとシリアス部分が強くなり、主人公のへタレ具合が加速する。
ある意味この作品の「友達を作る」目的としてみた面白さのピークはここかもしれない。