おみや さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ただの家族愛でいいのか?
役1年ぶりに再度観ました。
まず、大地震がテーマということで未だに
福島をはじめ東北の多くの方が不安と戦っている
ことに、こころばかりのエールを送りたいと
思います。
あくまで作品の内容に対しての感想にします。
あらすじとしては、
主人公は中学1年生の女の子。夏休みに入り
小3の弟にせがまれてお台場へ2人で出かけますが
そこで大地震に見舞われます。
余震にたえながらの中、あるバイク便ドライバー
の女性と出会います。
双方、家族の安否に不安を持ちながらも
自宅へ帰るためにひたすら歩き続けます。
ここから感想
とにかく主人公が中1の少女という事もあり
思春期どまんなかで、わがままですから
観ていて腹が立つ方が多いんじゃないかと、、。
しかも全てが麻痺している都会という
とんでもない状況なのに。
方や、弟はその逆でこんな良い子いるのか
というくらいできています。(多少のお茶目
は御愛嬌)
そして、バイク便の女性も自分に小さい子供
がいるにもかかわらず、2人を引率して
なんとか自宅へ戻ろうとします。
極限の状況が続く中、時にはふんばり、時には
涙し、それでも目標を目指す。
印象的だったのは主人公が回を進めるごとに
少しずつ成長していき、あれほど癇に障った
性格が気にならなくなったことですね。
ストーリーは一応フィクションですが
誰もが今なら現実にあってもおかしくないと
思うんでは、、、。
観ていて「あんたはどうすんの?」って
突きつけられている気がしました。
まずはOPだけでも観られてはいかがでしょう。
すごいインパクトありましたから。