笑い男アオイ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
予想を裏切る良作です。久々にいい仕事したぜ釘宮!!
サキュバス(淫魔)の女の子とひょんなことから彼女のおもちゃ(大人なおもちゃな意味でw)にされてしまった主人公のピュアな恋愛の話。
キャラデザインとかは可愛い系でロリコンほいほいって感じでそれなりには『えっち』レベルのサービスシーンもありますが、直接表現は意外にない萌え路線です。主人公には小さな娘(ヒロインと同い年(10歳))がいるくらいで主人公自体まだ若目に見えるが23歳・・・あれ?年齢おかしくね?ww
主人公が淫魔の王女おもちゃっていうとんでもない設定ですが、蓋を開けてみると少女と好青年のハートフルなお話になってるんですねビックリしたことにww
淫魔(夢魔)で有名なサキュバスの王女として男の性を栄養源とするはずのアスタロッテはとある事情から、男嫌いになってしまって肝心の栄養は取れずじまいで他の要素で代替えで育っていますが、そんな彼女を心配した周りの者がどうにか男の性(エネルギー)を摂取してほしいと思い、出した提案は人間の男ならどうか?ということでした。
人間界と魔界は分かれていて簡単に人間を連れてこれないと思ったアスタロッテはこれを承諾し、その場を濁そうとしますが、お付きの者の頑張りにより人間界から仕事の斡旋という形で一人の男 塔原 直哉を連れてきてしまいました。
男嫌いの淫魔の王女と仕事のつもりでやってきた好青年のハートフルな関係は、彼の娘塔原 明日葉を含め男嫌いのツンデレな王女といい関係を築いていきます。
ちょっとエッチなでも中身は心温まるような作品です。
性ということを中心に置きながら良くここまで、ガッツリとしたエロはなしに可愛い感じに作品が作れたな~~と感心しました。
また、EDの真夏のフォトグラフは心洗われるような取っても美しい曲です。作品全体が、ふわっとした雰囲気があるんでうけど最後のこの歌で次の話も見てみたい!!と思わせる力のある作品だと思いました。主演の釘宮さんの演技もかなり良かったと思います。