月夜の猫 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
女同士の友情は、同じ駄目男を好きになった瞬間芽生える・・
澤倉 美咲(高本めぐみ)の切ない嘘と
七瀬 彰(阪口大助)の虚しい片思い・・
座敷童と呼ばれた河島 はるか(升望)
が観月 マナに座敷童と呼び交流する・・
同じ嘘をつく二人の心の虚しさ・・
鉄面皮の篠塚 弥生(朴璐美)が弱さを
見せた瞬間の藤井 冬弥(前野智昭)の
心境や行動の変化・・
森川 由綺(平野綾)の切ない想いの手紙
を冬弥に読む緒方 理奈(水樹奈々)・・
ときより魅せるトーンを落としたカット
絵風のシーンが印象的だった前半。
クリスマスを間近に大きく物語が動いた
12話・・由綺のコンサートのチケットの
件から13話までが良い感じで盛り上げた。
フランク 長瀬(塩屋翼)渋いよ・・最高。
想った以上に良いできたっだと感じた。
主人公は・・流されやすく優柔不断・・
でも凄く苦悩しているのは伝わる・・
そして見事に途中で半年後の後半に・・
全ての展開を残して突然終わる・・オイ・・
音楽もなかなか良かった・・
前半13話のED?「WHITE ALBUM」水樹奈々
等も凄く良い感じで挿入されたたり。
※分離の悪いSPで聴くとボイスがBGMと
被り易いのでバランス悪いという人は
ヘッドフォンで聴くと良いかも・・?
後編は・・愈々ばら撒いた伏線を回収。
これ以上ってハッピーエンドになるの?
唯の泥沼やハーレムとか視たくないよ?
そう想っていたら・・結構強引だけど・・
可也拡げた伏線を巧く綺麗に纏めた感じ。
13話でチラ見せの松山 めのう(宍戸留美)
は・・はたしてラスボス?真逆のマナ?
冬弥の父藤井 剛三(宮林康)の入院を機に
相変わらず芸能界の裏のネガティブな要素
を巧く緩急に使ったり・・
如何にも有りそうなゴシップを展開して
伏線を散らしながら小出しに過去が明か
されていく展開は中々予想できなかった・・
見せ方?構成で此処まで普通のゲーム設定
を巧く引っ張って繋ぐとは正直予想外・・
視てしまうと諸に在り来りのゲーム設定
だったけど・・でも凄く魅入ってしまう
所が多かったかな。
著名な声優も結構いるけど知らない人も
多いのに・・可也良い感じで嵌まってた♪
音楽は更に多彩になった感じで良かった。
オープニングテーマ「夢幻」水樹奈々
エンディングテーマ「赤い糸」Suara
何だかんだで涙腺弱い私は何度泣いたか・・
主人公に多少同情する部分もあるけど・・
まぁ・・意志が強いようで・・弱い・・
肝心の所で流されてしまう・・其処が妙に
リアルでも有るのかな・・???
やはり・・緒方 理奈(水樹奈々)は主人公も
他のヒロインも全て喰ってしまった気がする。