namnam さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 2.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「すいません、ハチミツをペロッとしてもいいですか!?」から始まる谷口崇ワールド
アニメクリエーターである谷口崇さんが、
原作、脚本、制作、作画、声、録音、主題歌のすべてを一人でやって作り上げた、これでもかっていうくらいの奇作。
■インプレッション
1973年にフランスで公開された、ルネ・ラルーの不朽の名作「 Fantastic Planet 」を彷彿とさせる。
なんというか現実よりも変な意味リアリティがあって、
だからこその不気味なシュールさ、
そして、見続けていると気色の悪い「浮遊感」に襲われる。
■セリフ
{netabare}
熊「すいません、ハチミツをペロッとしてもいいですか!?」
蜂(ため息)「またですか!?今回が初めての事でしたら私もハチミツをお譲りに吝かではございません。しかし!貴方は昨日もそう言っておきながら結局!ペロペロペロペロ………………ってなさったじゃないですかっ!!!!!!!」
沈黙
熊「ちょっと位いいやんっ!!!!!!!!!!」
熊が蜂を掌で潰しにかかる
蜂「ちょっ!?止めて!!潰れるっ!!潰れるぅ!!!スズメバチに言いつけるよ!!!!!潰れるぅっ!!!!!!!!!!」
安藤「コラー!」
熊&蜂「あ、安藤さん。」
安藤「はっはっはっは!また喧嘩ですか?君達はこんな言葉を知っていますか……?喧嘩する程ていっ!安藤さんがていっ!…ってね。」
熊「ちぇ。安藤さんには敵わないや。」
熊「ところで安藤さん、俺、前から聞きたかった事あるんだよね…。」
蜂「こ、こら、よせ!」
熊「安藤さん…アンタ本当は人間なんだろ!?」
安藤「お、俺!?お、オレ、ペンギンよペンギンッ!!人間な訳ねーじゃん!ハハハ……っあ!ちっと待って。今ケータイがブルブルッてなったんだ!うん!ハイ、もしもし、え、なんですって、実家の方の南極の氷がなんか、温暖化の影響で危ないーって感じでしてぇ。それは直ぐに行かなきゃ。何故ならオレはペンギンだからー。何故ならオレはペンギンだからー!」
{/netabare}
うん、いろいろと気をつけてご視聴ください。
幸運を祈っています。
■他の作品もオススメなので、どうぞ。
- 悪いのを倒せ!!サラリーマンマン
- 茂雄はハンサム
- 名探偵ゴードン
- 荒くれ純一の涙
- むきだしの光子 ←★