くろゆき* さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
私はいつでも、マジ天使なのですよ
引きこもりのささみさんは、奴隷体質のお兄ちゃんに全ての面倒を見てもらいながら生活していました。ある日、バレンタインの朝にお兄ちゃんへチョコをあげたささみさんは、それがきっかけで、ある“惨劇”に巻き込まれることになるのでした。
1話を見て…
設定等よく分からないままで始まったものの、何かそれを超越するようなパワーを感じて面白くなりそう?と期待していたのですが、話が進んでいく中でそこまで惹かれることもなく、思ったほどハマらなかった印象です。
設定は日本神話をベースにしたりしてそこそこ凝ってはいたんですが、それが特別面白さに繋がっていたわけでもなかったですね。
まあ、初期のささみさんのがんばらないっぷり(ニートっぷり)はある意味面白かったんですけど、早々にこの子がんばり始めますからねぇ…
タイトル詐欺もいいとこだ(汗)
ただ、シャフトらしく演出も凝っていますので、ファンの方なら見て損は無いかと思います。
ストーリーの方は、なんだか色々やっててとっ散らかってた印象です。
先程も少し言いましたが、引きこもり話かと思いきや、神話の話になったり、親子愛の話になったり、アラハバキとかいう敵?が出てきたり…
1クールの中でそれらを詰め込んでいましたので、どれをメインで見せたかったのかがいまいち分かりませんでした。
また、ラストのアラハバキ編についてはちゃんと決着付いておらず、何だか微妙な感じで終わっているので、実質物語のピークはその前の母親のエピソードというバランスの悪さが気になりました。
キャラクターでいうと、女の子の多い作品でしたね。ささみさんに三姉妹にオチ○チ○の生えた女の子…
まあ、良かったのはかがみくらいで、あとはあんまり魅力を感じなかったんですけど(汗)
逆に、唯一の男キャラであるお兄ちゃんが最もいい味出ていたように思います。
妹を過剰なまでに溺愛する変なキャラなんですが、その気持ち悪さが上手く表現されていましたw 何故か常に顔が隠されており、謎めいた部分もあったりしましたが、お兄ちゃん自身への深い掘り下げは無かったかな?何だかんだで最後までよく分かんないキャラでしたね。
総評としては、面白くなりそうな予感はあったものの、何処か 爆発しきれなかった印象です。
2期…はあるのかな?
見るかどうかは微妙かもしれない。