buon さんの感想・評価

3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

アカリは善意だから薄いのか　追記：慣れるとアッカリーン、腹黒、妄想もそんな悪くないな

「ゆり」と銘打っているので避けていたが、なんか無性に知らない日常系を観たかったので、
観てみたら結構おもしろかった☆☆☆☆
「ゆる」が付いてて良かったｗ

中学生で娯楽部の４人がメインの日常系ちょっとゆりアニメ。

◆シリーズ作品の１期、続編で２期もある
◆１クール全１２話
◆漫画原作（４コマじゃないようだ）

※ネタバレ感想

{netabare}
制作側の悪意とも言えるｗ
というか、チナツとチトセ姉妹を除いたら本当にゆるいユリになる気がする。
そっちの方が好きになりそうだけど、それじゃ作品にならんかな。

－あらすじっぽいの－
中１のアカリ、中２のキョウコとユイの３人が幼馴染で娯楽部を称して、離れにある廃部した茶道部の茶室を間借り。
そこに茶道部希望のチナツが迷い込む。
その４人を中心としたドタバタ日常ちょいゆりコメディ。
－－－－－－－－－－

特徴
◇ゆり（緩いか、否か、人によっては感じ方は違う）
◇日常だけど時間の経過は早い、ぶっ飛び展開は結構ある
◇キャラデザは丸い系の萌え絵
何っぽい絵か例が思いつかないが、眼も顔もくりっと丸くてかわいらしい絵。

微妙な点
●男視点のゆり
●アカリ、チナツ、チトセ姉妹が狙い過ぎてる気がする
●ときどきある非現実的すぎる描写
主観だが、男視点の狙ったあざとさを感じる。
空気キャラ押し付けられキャラ、腹黒ゆりキャラ、ゆり補完キャラ、やらせ感がある。
こう、自然な感じがしなくて突っかかってしまう。それ自体がネタなんだろうけど。
原作知らないけど、ここら辺てアニメと漫画だと描写とその受け取られ方も全然違いそう。
アニメ制作側の意図を感じる。

温泉や風呂でバスタオル巻いているのは、何でだろう。男ウケを狙っているのかいないのか微妙。

（ググり中）・・・なもり先生、女！？

イイ点
○ＯＰからＥＤ・予告まで安定して楽しめる
○個々のキャラはええ
○ツーマンセルだと、どのキャラもいい（ユイ×チナツ、姉妹同士を除く）
主観だが。
アカリも普通にイイキャラ、空気を押し付けられなくても。

二人一組というか、チナツ×ユイ、チトセ姉妹×妄想の組み合わせがないときはみんなイイと思う。そのときは物語もキャラも４点以上。

あと、動きが滑らかって言うか、動作に関する作画が丁寧と思った。
変な動きとか多いけど、人間っぽく見えるというか自然。

キャラ専用テーマ曲というかＢＧＭがあるのもいい。あんまり出番なかったけど。


ギャグやネタを楽しむ、というよりキャラを鑑賞する作品かな。
安定感はあるが爆笑とは違う。
「かわええ」「ユリええ」と楽しむ作品だから、ユリがあんまり好きじゃない自分はそこは減点。

作品名の通り『ゆる』ゆりだから見れたかな。
キョウコ、ユイ、アヤノ、向日葵、桜子が好き（多いなｗ）だから十分楽しめました。
アカリも好きだけど、あの扱いは美味しいと思うべきか、不憫と思ってしまうところか。

ユリが大っ嫌いじゃなくて苦手なキャラも少なくて、日常系やカワイイキャラが好きなら割と楽しめると思う。
{/netabare}


キャラ所感 → ※観終わった人用ネタバレ {netabare}

観始めたときはキョウコ微妙だったが、中盤からかなりイイキャラ。ちなみにオレはストロベリー派ｗ
アカリ、ユイ、アヤノ、向日葵、桜子は最後まで良かったまんま。
チナツがアカリを襲ってから株下落。絵を描いてから上昇、しかし下落幅は補えず。
チトセは妄想あってのキャラだが、妄想ないときがイイキャラ。まあ、妄想は作品の性格みたいなもんだし。
チヅルは、まあまあ。
会長、カワイイが声小さいし、よくわからんかった。

向日葵×桜子、かわええ☆☆☆☆☆
{/netabare}