TsubasaCat さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
生きる事を否定された人。。。。例え多くの犠牲を覚悟の上であなたは守れますか?
とても内容がある王道ファンタジーの作品といえるでしょうか。
メインの舞台は中世ですが、それは、物語上であり
遥か未来の出来事ですね。
人間はとても愚かな生き物ですよね。
生きていくために必要なくても殺戮を繰り返し、滅びそして
また創造していき。。。。そしてまた滅びる。
なんて学習しない生き物なんでしょう。
そんなことは、私がいうまでもないですが
それでも人は、生きていかなければいけない宿命を持っているのでしょうね。
あなたは、どうですか?
自分のすべてを犠牲にして他の人を助ける事はできますか?
私自身、正しい選択をしたとはいいませんが
かつて自らのすべてを犠牲にして立ち向かった事があります。
その結果は、辛い現実でしたが
自分が正義だとは、思っていませんが
それでもその時は、私がそうしなければいけないという
正しい選択をしたんだと思います。
あなたは、人生の中で心の底から神に助けを求めたことはありますか?
私は、信仰しているわけではないのですが、とても辛く悲しい現実を
目の前にして1度だけ『神様、助けてくれ・・・何でもするから』と願った事があります。
ですが、現実に救われるはずもなく、すべてを失くしました。
神を呪い、現実を呪い、運命を呪い、そして悪魔にさえ心を渡してでも復讐したいとさえも。
本当に人の心は計り知れません。
ですが、それでも生きていく、生きたいと願うのが人の常ですね。
周りがどうあれ、自分の生き様を貫くことが大切ですね。
そして、人生をまっとうしての死に際に『自分の人生も捨てたもんじゃなかったなー』と
思えるように生きていく事が大切なのかも。
そう気づかせてくれる作品かもです。
余談ですが
作者がCODE-EやDevil May Cryの作品を手掛けている事を後で知り
呪われた宿命キャラ設定。。。。そういう作品が好きなんだなーとと思いました。
私も好きですが(^^ゞ