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4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣ　最高のヒューマンドラマ

「プラネテス」 2013.08.29 23:16 時点
[成分]
「神アニメ5位」
「心温まる2位」
「愛1位」
「ヒューマンドラマ1位」
「星雲賞1位」
星雲賞は、前年度中に発表もしくは完結したSF作品を対象として、部門ごとに一番に選ばれた作品に贈られる文学賞。(Wiki参照)
物語4.4 作画3.9　声優3.9 音楽3.9 キャラ4.0 総合90.2
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主人公：星野八郎太　通称：ハチマキ　ハチマキを常に頭に巻いている。
ヒロイン：田名部 愛　通称　タナベ　新人　ハチの後輩
[大まかなあらすじ]　時代は2070年代で宇宙に人類が移住を進める。その過程で出てしまった、宇宙空間に散らばったゴミが社会問題となり、宇宙のゴミ(デブリ)を回収する仕事をしながら、ハチマキの夢と現実の葛藤を主に描くヒューマンドラマ。
[主なテーマ]地球と宇宙　夢と現実の折り合い　命を伴う仕事　上層部と現場　愛
テロ　人種　故郷　上司と部下の師弟関係。という所でしょうか・・・
正直見てよかったと心底思える作品でした。

この作品のテーマは取り上げにくく、それを視聴者に納得させるのは容易ではないと思います。
しかしながらこの作品を見ていて嫌味があまりなく、スっーと入り込み何だか受け入れてしまいました。

「神アニメ5位」
この評価は頷けます。個人的に頷ける理由はこの難しいテーマを取り上げながら、飽きさせない展開と、主要キャラクター全員にしっかりスポットが当たっている事が主な理由です。その人物の掘り下げも一人一人感動するんだこりゃ・・・
また無重力感が実にリアルでまるで宇宙にいる感覚になります。

「心温まる2位」「愛1位」「ヒューマンドラマ1位」
この3つの成分ランクの数字は特に凄いと思いますし、この作品の魅力を表しています。
先にも述べましたが人物描写の中でそれぞれの抱えているもの。そこが本当に感動します。
ハチの夢と現実の葛藤。
ハチはデブリア(宇宙のゴミ処理)の仕事をしながら、いつか自分の宇宙船を持つという夢を追いかけています。しかしデブリアは半課と呼ばれ、宇宙事業の中であまり良い待遇の仕事とは言えません。腕は確かなのですが、個人が宇宙船を所有するという無謀な夢を持ち続けています。
ハチマキの夢の行方。見物です。

そしてヒロイン：田名部 愛との恋愛
しりとりずるい　でも・・・最高
「愛1位」ですね。愛なんです。

色々と成分で説明してしまいましたが、難しいテーマが多い中、真正面からぶつかり詰め込みすぎと感じさせない作品[プラネテス]見てみて下さい。