ゴリPoN さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
『生きる大切さ』が尊いものだと感じれました。
2006年春季に放送 全6話で構成。
ラノベが原作ですが、原作は未読です。
主人公の裕一は肺炎を患って入院していた。同じ病院に入院していた秋庭里香と会話するうちに二人の距離は近づいていく。病院や高校、伊勢の町を舞台に、里香、亜希子、夏目といった、彼を取り巻く人々との関わりを含め、物語は進んでゆく。
序盤視聴している時は爽やかに見ることができたのですが中盤がやはりこういう題目の作品だけに、重く多少鬱系統が含まれていました;;個人的にはテーマとしては『生きる大切さ』というものが似合うと思う。
{netabare}里香の病気は先天性心臓弁膜症というもので手術が難しい。残された時間で里香は 裕一に出会います。この出会いが里香にとって厳しい現実、選択を強いる。結果、里香は手術します {/netabare}
裕一と里香はお互いの気持ちに気づいていながら正直になれない点がじれったかったw その中での 裕一の愛情表現に共感できた。作画としては少し昔のアニメになるので期待はしないでください...。物語としてはよくできたものだったと思います。鬱系を見ることができない方はみないでください。
ネタバレ続
{netabare}里香の手術は成功します!しかし余命は10年という現実を突きつけられることになり 裕一は手術後の里香になかなか会うことができません。終盤で二人は病室で一緒に生きていくという約束をしアニメはおわりです。 {/netabare}
なんだかんだで私的には良いラストでしたw 生きることの大切さを痛感させられた作品です。原作にはアニメ化されていない続編があります。私ものちのち購入したいなと考えています!時間がありましたら読んでみてください。