buon さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ロベルタの戦いの終焉、ロックの始まりの物語
おもしろい。
自分を救った人間のための復讐物語ではない。呪いから逃れられない獣の物語。
シリーズ作、2期の続きサブタイトルのナンバリング、25話目として話が始まる。
◆全5話 OVA
◆3期に当たるのかな、TV1期 → TV2期 → OVA(今作)
◆漫画原作
★TV1期の感想 → http://www.anikore.jp/review/667158/
★TV2期の感想 → http://www.anikore.jp/review/667504/
{netabare}
見どころはロベルタだが、ロックの変化もおもしろい。あとガルシア・・・
あらすじ
ロベルタの雇い主であるガルシアの親父が殺され、その復讐。
1期、2期について省いた感想。
この作品の特徴は、
◇復讐をきっかけに狂ったロベルタ
◇それに対応することにしたロックの変化
ロベルタを追う戦闘がメインだが、ロックの変貌もなかなか。
良いところは、
◎狂ったロベルタ、それに乗せられて皆、狂わせられる
○ちびっこメイドと変わるロック
◎ロアナプラが見えてくる
微妙なところは、
●ガルシア・・・おまえ相変わらずだな
●・・・ロック、どうした?
ロックがかなり変わる話なので、その変貌っぷりに嫌になるかも。
観ていたときは「おっ」と思ったけど、これまでの過程を考慮しても昇華し過ぎかもね。うーん、わからん。2日程度で変わるものかは本人以外はわからんな。
ガルシアぁ・・・。
ロベルタの狂いっぷりはおもしろい。「常軌を逸している」って言葉を使うとシリーズ作で3回も使うことになるが、超人の超人まで行くとなんて言えばいいのかな。
ロックの変貌もなかなか愉快だが、それよりも思考の中身、ロックにここまで見えていたのかと気づいたときには鳥肌が立ったもんだ。
デカすぎて、正直、作者だったら逃げ出したくなるような設定だよ。
何にせよ、面白い作品。続きは生きている限り楽しみに待っていようぜ。{/netabare}