退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
タイトルなし
OPの映像は主人公のパラレルワールドを表していたらしい。
11、12話にして各サークル、各選択肢を選んだ主人公の世界に散りばめられたピースが伏線として回収されていた。
どこか引っ掛かっていたものがサラサラと溶けていくような回収の仕方で。
それぞれの選択が誤っていたのか、人生はどのように変わってしまうのか、どちらにせよ実際は主人公は全力で尽くした結果謳歌していたわけだ。
京都に生きている身としては、親近なる地域感と京都独特の空気が溢れ落ち着くアニメだった。
主人公と小津と樋口さん等の、秀逸な言葉を使いに使ったナレーションや台詞。
早口で意識しないと理解できないテンポが癖になった。
しかし、みんな京都弁とか関西弁ではないんだな。
時おり映像が写真のようになったり、モノトーンのようになったりと映像に工夫がされている。
個人的には最終話の小津よりも悪魔のような顔をした小津が好きだな。