Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
雛見沢村で巻き起こるオヤシロさまの祟り・・・壮大な物語で綴られます
この作品は、あにこれ総合得点ランキング29位と上位にランクインしており、サスペンス、ホラーのジャンルでは知名度の高い作品だと思います。
物語の舞台は、人口2,000人に満たない山奥の小さな雛見沢村・・・この村には、村人から崇められている神であるオヤシロさまを祀る「綿流し」というお祭りが年に1回開催されるのですが・・・ここ数年、お祭りの日に決まって奇妙な事件が起こるようになっていました。
この作品の主人公は、昭和58年に都会から雛見沢村に転校してきた前原 圭一。
彼の通う学校は、村の人口が少ない事から全学年合わせてもで1クラスしかありません。そのため、クラスのみんなとは直ぐ打ち解ける事ができました。
特に仲が良いのは、竜宮レナ、園崎魅音、北条沙都子、古手梨花の4人。
彼女達とは放課後に「部活」と称して常に一緒に遊びまわっていたのですが、そんなある日、富竹さんというフリーのカメラマンに出会います。彼は次の日に開催される「綿流し」のお祭りの撮影に来ていました。
そして、お祭りの日を迎え・・・物語が蠢いていきます^^;
この作品は「出題編」という位置付けで、「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」「目明し編」「罪滅し編」という計6編で構成されており、出題編というだけあって、まさに謎が謎を呼ぶ・・・という感じで物語が進んでいきます。
この6編の物語・・・私は「鬼隠し編」「綿流し編」「祟殺し編」「暇潰し編」の4編は、当時原作を購入して読んでいましたが、てっきりオムニバスだとばかり思っていました。
そのため、原作も続きに手が出ず・・・アニメの視聴もだいぶ優先順位が下がっていましたが、今回ニコ生一挙放送を受けて視聴に至りました。
・・・この6編はオムニバスじゃなかったんですね^^;
この作品を最後まで視聴すると、複雑に絡み合った物語の片鱗を見ることが出来るのですが、あっと驚く超展開でした^^;
「解答編」は未視聴なので、これから徐々に解明されていく謎と事の顛末が楽しみで仕方ありません^^
それと、個人的に毎回楽しみだったのが田村ゆかりさんの次回の予告です。この作品では古手梨花ちゃんのCVを演じられていて、役の中でも時折り見る事ができるのですが、この作品の持つ独特の雰囲気がすっごく出ていて良かったと思いました^^;
この作品の持つ独特の雰囲気を醸し出していたのが、OP、EDだったと思います。また、最近は2クールの作品だとOP,EDが変わりますが、この作品は最後まで同じ曲だったため、楽曲から受ける物語のイメージが変わらなかったので、これも良かったと思いました^^
OP「ひぐらしのなく頃に」 歌 - 島みやえい子
ED「why, or why not」 歌 - 片霧烈火
2クール26話の作品なので、時間を取って見る必要のありますが、物語に引き込む力を持っている作品なので、見応えはあると思います。
引き続き、第2期『ひぐらしのなく頃に解』を視聴します♪