アレックス さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
自分の中ではパニック式では1番の作品
パニック映画に準拠した設定を背景に、主人公達が次々と降り掛かる危機を生き延びていく作品。
生ける屍の脅威に加え、生存者同士の軋轢が更なる緊張を生む。大ゴマ、斜めのアングル、パースを
多用したダイナミックな作画と、スピーディーな展開が特徴。また、残酷な状況の中でも作画担当の
佐藤ショウジが得意とするセクシーな女性が、物語に華を添える。原作担当の佐藤大輔の小説が
漫画化された作品には『皇国の守護者』があるが、漫画用に原作を書き下ろすのは本作品が初である。
本作の企画段階において、当時の佐藤ショウジはまだ代原作家でしかなく、アクション漫画の
実績もなかったが、同じ漫画家の平野耕太の推薦によって、佐藤が作画を担当することとなった。
なお、その縁から作中には、平野をモデルとした登場人物が存在する。
いわゆるゾンビ映画を意識していることが窺われ、作中でもジョージ・A・ロメロ監督について
言及される部分がある。ただし、作中での生ける屍は「ゾンビ」と呼ばれず、代わりに「奴ら」と呼ばれている。
左翼や右翼、キャラクター描写についてもそれぞれの個性を強調した、アクの強い設定が目立っている。
≪あらすじ≫
ある日突然人々が生ける屍と化し、他の人々を襲うことで仲間を増やし始めた。主人公ら生徒と教師数名が
マイクロバスに乗って高校を脱出するが、この謎の疫病は想像以上の広がりを見せ、気付いた時には出くわす人間のほとんどが生ける屍という状況になっていた。
秩序が崩壊した世界で主人公達のサバイバルが始まる。
状況は悪化の一途をたどり、アメリカでは大統領以下ホワイトハウス首脳はエアフォースワン内部にて既に噛まれていた
ファースト・レディが感染源となり全員死亡。エアフォースワンはどこかの島と思しき場所に墜落した。よって、通常の政府機能はすでに失われている状態となった。
≪感想≫
設定はしっかりしており、話の展開のテンポは異議なし、ハーレム感が多いのは少し減点対象かな?バイオハザードがリリースされてから
パニック式ストーリが爆発的に増えてきました、確かに人類危機となりえるのは:異常気象・自然災害・経済危機か感染症法によるテロ攻撃
10年前まではこんな発想はなかったがここ数年間は話題となっている
本作は日本国内でこの様な状態になったら人間はどう対象するのかを描かれた作品になっています
僕としては非常に評価が高い(他はアメリカの自己中心的な発想が多く含まれる作品が多いため)
ただ、終わりはなんだかむなしく続きが気になる作品となっています
≪補足≫
アニメにはないが『I am a hero』作者 花沢健吾 出版社 小学館
も評価が高いので気になった方は一度読まれることを推薦致します